商品コード:1384-007[DECCA] T.ベルガンサ(s)/ モーツァルト:コンサート・アリア集(6曲)/K.255, K.77, K.577, K.82, K.23, K.505
商品コード: 1384-007
商品詳細:1982年、5人のソプラノによる全35曲のソプラノのためのコンサートアリア集の箱を発売し、各社に先鞭をつけたDECCA。このうち3人(テ・カナワ/グルベローヴァ/ベルガンサ)は単売を出している。発売は2年遅れの1984年頃と思われる。ベルガンサはこの全集で全6曲を担当。但しK.505は新録音ではなく1962年頃J.プリッチャード指揮ロンドンsoと録音した以前の音源を流用してプレスされた。従ってベルガンサの単売LPであるSXL 7001も同様のカップリングとなっている。この1960年代音源は単売LPだけの特別な内容ではなく、既に5枚組の箱で発売された時点でそうなっていた。何故か同じ頃DGGとETERNAでもコンサートアリア集が纏まって録音された。当時流行のような現象があったようである。ベルガンサのモーツァルト:コンサートアリアは1963年発売のLXT 6045/SXL 6045にはK.505の1曲だけが録音されていて他の曲はオペラ・アリアであった。結局ベルガンサは1981年にG.フィッシャー指揮ウィーン室内o.と5曲(K.255・77・577・82・23)を1962年頃J.プリッチャード指揮ロンドンso,G.パーソンズ(pf)と1曲(K.505)の6曲を録音し、その全てが当LPに収録されている。K.505のみが再版となるが、他5曲はほぼオリジナルといえるプレスであり、SXL 7001は重要な1枚となる。全35曲も聴く必要はなく、ベルガンサの6曲があればそれでよい、とお考えの方にとってこれは理想の1枚ではないだろうか?一応再版となるK.505を聴いてみたが、発売から21年経ったわりに音は悪くなく(オリジナルよりは落ちる)、高額なSXL 6045をお持ちでない方にも漏れなく愉しんで戴けるメリットは大きい。またSXL 6045をお持ちの方には21年という歳月が音質の与える影響を身をもって体感いただけるLPである。どちらにとってもメリットの大きな1枚となる!ある意味全集箱より重要な1枚かも知れない!
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