商品コード:1385-035[PHILIPS] ベルリン八重奏団メンバー5人/ ドヴォルザーク:弦楽五重奏曲2番Op.77, ワルツOp.54~1番&4番
商品コード: 1385-035
商品詳細:ウィーンpo.にウィーン八重奏団があるようにベルリンpo.にもベルリン八重奏団がある。その歴史は、1928年、8人の楽員たちがシューベルトの八重奏曲を演奏するために集まったところから始まった。メンバーは交代し現在に至り、80年以上の歴史を持つ。五弦三管構成。つまり弦が5人いるので弦楽五重奏にも対応できる。録音ではモーツァルトのディヴェルティメントなどが有名だが、同じ釜の飯を食う仲間だけにSQ+1より一体感が生まれるのも確か。まるで小さなベルリンpo.!ドヴォルザークの弦楽五重奏曲は3曲あり、これは2番のOp.77。1875年5月初旬に完成された室内楽曲。2つのヴァイオリンと、ヴィオラ、チェロ、コントラバスのために作曲され、1876年3月18日にプラハにおいて初演された。内容的に充実した2番と3番の録音が多い。ト長調で始まる明るい曲でスラブのメロディーがふんだんに使われる名曲。チェロ2本ではなくコントラバスを加えたことで曲に重みが出ている。ピアノ五重奏曲も2曲書いていて弦楽四重奏曲同様にドヴォルザークが力を入れた分野である。ベルリンフィルから選抜された5人により演奏される。メンバーの全員がベルリン八重奏団もメンバーでもある。チェコ録音程のスラブ色はないがそれでも隣国であり、楽譜の通り演奏すればたっぷりとスラブ色が出てくる曲である。それよりバランスが重要である。ベルリン八重奏団はウィーン八重奏団に負けず劣らず高いクオリティとバランスを持つ団体である。このような曲はウィーン八重奏団より分があるだろう。ドヴォルザーク的な味わいがたっぷり感じられる秀演。B面余白のワルツ2曲は元々ピアノ独奏曲「8つのワルツ」~1番と4番の2曲をドヴォルザーク自身が弦楽合奏様に編曲し、2つのワルツとした作品で1番-2番とはせずに1番-4番と原曲の時の枝番がそのまま使われる。2曲合わせても10分掛からない短い作品だが優美な曲である。おまけとしては出来過ぎの知られざる名作!
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