作品名：ロマンティックVn小品集(全13曲)/ヴェラチーニ:ラルゴ, ブラームス:16のワルツ Op.39～第15番 イ長調Op.39-15, マスネ:歌劇「タイス」～瞑想曲, シューマン:子供の情景 Op. 15～第7曲 トロイメライ(VnとPf編), シューベルト:歌曲集「白鳥の歌」～第4曲 セレナーデ(VnとPf編), チャイコフスキー:懐かしい土地の思い出Op.42(全3曲)～第3曲 メロディー, クライスラー:愛の悲しみ | ドヴォルザーク(クライスラー編): 8つのユモレスク Op.101～第7

レーベルタイプ：【旧チェコ・スロバキアでのオリジナル・タイプ】---水色/黒, 6時にMade in Czechoslovakia, グルーヴガード厚手, Ⓟ1978, スタンパー/マトリクス:C B/M A, 1983年頃の製造分

ジャケット：【旧チェコ・スロバキアでのオリジナル】---両面紙ペラ, ジャケ裏年号:なし, ⓅⒸ1978(最古)

トピックス：1977年12月スロバキア・ペジノク・OPUSスタジオ(Studio of the Opus in Pezinok)にてステレオ録音, 録音技師: Gustáv Šoral, プロデューサー:Marta Földešová, 録音監督:Leoš Komárek, 1978年頃Opus a.s.によりコピーライト登録・同年OPUS:9111 0653(当装丁・1978年製造分)にて初リリース, これは1982年製造のオリジナル・タイプ盤が1978年製造のオリジナル・ジャケットに入るケースでオリジナル・タイプ, 毎年のように同じ装丁でプレスを繰り返すOPUSでは初年度プレスに当たる確率は小さい・数年程度の違いは気にせずオリジナルと同等と考えてよい, チェコのズスケといってもいいような素晴らしい音色を持ったヴァイオリン奏者アラダール・モージ!

商品詳細：アラダール・モージ(1923-1983)は現スロバキア生まれのヴァイオリン奏者。地元で オタカール・シェブチクの弟子グスタフ・ナーフロフスキーからヴァイオリン演奏の基礎を学ぶ。 ブラチスラヴァ音楽院でティボル・ガシュパレク、ウィーンのアカデミー・フュル・ムジーク・ウント・ダーステレンデ・クンストでヴォルフガング・シュナイダーハンに学ぶ。ブラティスラヴァのチェコスロバキア放送交響楽団のコンサートマスターになる。ブラティスラヴァ室内管弦楽団の指揮者。1956年にスロバキア四重奏団を結成し、リーダーで第1Vnを務める。1960年頃からブラティスラヴァ音楽院にて教育者としても活動する。1974年からブラティスラヴァ演劇芸術アカデミーで教師として後進の指導に当たる。ソロ活動はそれほど豊富ではなったが、ヴァイオリン奏者及び教育者としての活動は多岐にわたる。チェコスロバキア放送のアーカイブに保管されている35のコンサート、100のソナタ、約300の小品の録音は、モージが非常に活発なヴァイオリニストであったことを証明しており、海外でも大きな関心と評価を集めている。スロバキア地域におけるヴァイオリン界の重鎮であった。彼は1975年のアメリカ滞在中に高い評価を受け、後に音楽家として活躍した。日本の教育者、東京の読売日本交響楽団のコンサートマスターと指導者としても活躍。1983年に亡くなった。スロバキア四重奏団としてはSUPRAPHONに数点のLPがあり、ソロ奏者としての録音はOPUSに数点がある。これはピアノ伴奏の小品集でモージを知る上での代表作といえる1枚。全13曲の小品を丁寧に美しく演奏している。古い録音ではないが、音質も良く、心に残る1枚となるだろう。尚モージはモジ、またはモッジでも通用すると思われるが当社ではモージで統一する。西側なら同じ内容のLPは更に高額となるだろう。

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