商品コード:1386-040n[SUPRAPHON] F.ポシュタ(cb/ヴィオローネ) 他 / Cb曲集(全11曲)/ショパン, ベートーヴェン, サン・サーンス, ドヴォルザーク, ヘンデル 他

[ 1386-040n ] František Pošta – The Singing Grancino Of František Pošta


通常価格:¥ 8,800 (税込)

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商品コード: 1386-040n

作品名:歌うコントラバス/ショパン:練習曲Op10-3「別れの曲」, ベートーヴェン:ロマンス2番Op.50, バッハ:管弦楽組曲3番B.1068~アリア, ヴィオタ・クヒニカ:トウハ(慾望), サン・サーンス:白鳥 | ドヴォルザーク:ジプシー歌曲集Op.55~第4曲 「我が母の教えたまいし歌」, ペルゴレージ:アリア, ヘンデル:歌劇「セルセ」~第1幕 アリア「オンブ・ラ・マイフ」(ラルゴ), クーセヴィツキー:アンダンテ, チェルニー:愛の歌, フィビヒ:交響詩「夕暮れに」Op. 39~詩
演奏者:F.ポシュタ(cb/ヴィオローネ)J.ハーラ(pf/Cemb)K.パトラス(hp)Z.ピター(テオルボ)V.マッチ(cb)
プレス国:旧チェコ・スロバキア, Czechoslovakia
レーベル:SUPRAPHON
レコード番号:1111 3195
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【旧チェコ・スロバキアでの輸出仕様オリジナル・タイプ】---青/銀1本線, 12時にMade in Czechoslovakia, グルーヴガード厚, Ⓟ1982, スタンパー/マトリクス:E 5755 K A/E 5756 E Ⅱ A, 1985年の製造分
ジャケット:【旧チェコ・スロバキアでの輸出仕様オリジナル】---両面コートペラ, ⓅⒸ1982, ジャケット裏年号:なし(最古)
トピックス:【入荷3度目の希少タイトル】---1981年2月19-22日プラハ・SUPRAPHONドモヴィナ・スタジオ(Studio Domovina)でのステレオ録音, 録音技師:Stanislav Sykora, プロデューサー:Jan Vrana, 1982年Supraphon A. S.によりコピーライト登録・同年国内/輸出同一番号:1111 3195(当装丁・1982年製造分)にて初リリース, これは1985年製造のオリジナルタイプ盤が1982年製造のオリジナルジャケットに入るケースで国内仕様のオリジナルタイプ, SUPRAPHONは同じレーベルでプレスが毎年のように行われる為初年度分は滅多にない, ポシュタは1曲(ヘンデル)でのみコントラバスではなくヴィオローネで演奏している, 当社入荷3度目の希少タイトル, 最高ランクのコントラバス・小品集!毎年のように同じ装丁でプレスを繰り返すSUPRAPHONでは初年度プレスに当たる確率は小さい・数年程度の違いは気にせずオリジナルと同等と考えてよい, 演奏:★★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:1981年という古い録音ではないが、内容が良いので紹介したい。Cbは元々メロディーを奏でる楽器ではない、'50年代はそういったLPはなかった。Cbのソロ録音が行われるようになったのは'70年代頃からだと思う。このような小品集は通の方にも馴染みがないだろう。Vnと3オクターヴ音程の低い楽器の音色は、Vnの音より長く心に留まり、何か安心を与えてくれるような作用があるようだ。聴き終わった後に残る何かが、他の弦楽器とは違うようだ。チェコのコントラバス奏者、フランチシェック・ポシュタ(1919-91)はコントラバスの珍しいソリストとしてソロ・コンサートを数多く行ってきた。1934年からプラハ音楽院で学び、1939年に20歳でチェコpo.の一員として活動を始めた。ムンツリンゲル率いるアルス・レデェヴィヴァとも一緒に室内楽を演奏。1695年製Granciniという古楽器を用いる。ジャケット裏にその写真があり、希少なコントラバスを演奏するポシュタの写真が印象的。全11曲のうちオリジナル作品は数曲で殆どが編曲。元々コントラバスはメロディーを奏でる楽器ではないのが理由である。しかし流石にその道のプロの編曲は見事で、原曲とは異なる魅力を上手に引き出している。曲によリ伴奏楽器を変え最上の効果を出すあたりは一つの楽器に人生を懸けた心粋を感じる。柔らかく人肌に優しい熟成された音色。使用楽器は記載されていないが、古楽器を使用しているようで、この楽器の音は人を魅了する。コントラバスによる小品集はいくつかあるが、このLPはそれらのなかで群を抜く傑作と言って間違いない。曲によりハープ、テオルボ(リュートの一種)をオブリガートで参加させ、完成度の高い内容としている。ポシュタの凄いところはソロをとると音がぼやけて一筋縄ではメロディー楽器として機能しないコントラバスという楽器をあたかもチェロのごとく、いとも簡単そうにはっきりしたメロディー楽器にしている点である。チェロよりオクターブ低い音で提示されるそのメロディーにはチェロでは表現できない安らぎを感じさせてくれる。最高ランクのコントラバス・小品集!

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