商品コード:1386-038[SUPRAPHON] J.スーク(vn)/ ブラームス:Vnソナタ2番Op.100, Vnソナタ3番Op.108

[ 1386-038 ] Brahms, Josef Suk, Jan Panenka ‎– Violin Sonatas Nos. 2 and 3


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商品コード: 1386-038

作品名:ブラームス:Vnソナタ集/Vnソナタ2番Op.100 | Vnソナタ3番Op.108
演奏者:J.スーク(vn)J.パネンカ(pf)
プレス国:旧チェコ・スロバキア, Czechoslovakia
レーベル:SUPRAPHON
レコード番号:SUAST 50042
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【旧チェコ・スロバキアでの輸出仕様ステレオ・オリジナル】---赤/銀SC逆内溝, 12時にMade in Czechoslovakia, グルーヴガード厚, Ⓟなし, スタンパー/マトリクス:D A/C F, 1963年頃の製造分
ジャケット:【旧チェコ・スロバキアでの国内仕様・ステレオ・オリジナル】---共通デザイン折返裏穴表紙ペラ, STEREO SUPRAPHON, ⓅなしⒸなし, ジャケット裏年号:なし
トピックス:2番:1962年6月18日/3番:1962年6月21日プラハ・ストラホフ・スタジオでのモノラル/ステレオ録音, 録音詳細不明, 1963年Supraphon A. S.によりコピーライト登録・同年SUPRAPHON:SUA 10474/SUAST 50042(当装丁)で初リリース, これは1963年製造の盤が1963年頃製造の国内仕様ステレオジャケットに入るケースでステレオ・オリジナル, 輸出仕様盤が国内仕様ジャケットに入るがこういうケースもある, 1968年頃ステレオのみSUAST 50474に番号替え発売される, 国内仕様:不明/ SV 8053, Vnソナタ1番は1950年代モノラル録音がありグリーグとのカップリングでLPV 293で発売(ステレオ存在せず), 二人は1990年に全3曲デジタル再録音している, スークのVnの音色がうまく録音されかなりの美演奏!

商品詳細:スークは初期のSUPRAPHONにブラームスのVnソナタ3曲を入れている。'50年代モノラルでハーラと1番(LPV 293+グリーグVnソナタ)、そして'63年になってモノ/ステレオでパネンカとブラームスのVnソナタ2/3番を入れて完結した。時代がかなり離れているので、この2枚を全集とすることは出来ない。単発として扱うべきだろう。その後?DECCAからSXL/LXT 6321でカッチェンと3曲と、最後に'71年Supに11 1432-1で3回目の全3曲の録音をしている。これはとてもロマンチックな演奏。DECCAより良いかも知れない。スークの良いところがしっかり出た録音。同時期2人はシューベルトのヴァイオリン・ソナタ イ長調 Op.162とソナチネ1番も録音していた。ヨゼフ・スーク(1929 - 2011)はチェコの作曲家ドヴォルザークの曾孫でありチェコを代表するヴァイオリン奏者。ヴィオラ演奏でもよく知られる。ボヘミア・ヴァイオリン楽派の重鎮だったヤロスラフ・コチアンの秘蔵弟子として英才教育を受ける。ボヘミア・ヴァイオリン楽派の継承者として認識される。プラハ音楽院卒業後、プラハ四重奏団の第1ヴァイオリン奏者として音楽活動を開始する。その後も、チェロのヨゼフ・フッフロ、ピアノのヤン・パネンカと「スーク・トリオ」を結成するなど、室内楽において活動を盛んに行う一方、ソリストとしても1959年から世界ツアーを行うなど名声を得た。親日家でもあり、日本での公演もよく行っていた。2002年に現役を退き、闘病生活を送っていたが、2011年7月6日に81歳で亡くなった。温かみのある音色と気品ある歌いぶりで評価されていた。SUPRAPHONに多くの録音を残したが、中でもブラームスのVnソナタはスークの芸風がよく出た秀演ではないだろうか? 品のあるヴィヴラートを織り交ぜて、ロマンチックに演奏。この曲の名演といって差し支え無いだろう。スークはボヘミア・ヴァイオリン楽派の継承者として美しい音色と気品ある演奏で知られる。この録音もボヘミア・ヴァイオリン楽派としての気品ある歌いぶりで丁寧に弾かれた演奏といえる。決して洗練された洒落た表現ではないが、ブラームスの書いた楽譜にボヘミア的な心を乗せて真摯に演奏したブラームス!

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