商品コード:1386-025[SUPRAPHON] E.ベルナートヴァー(pf)ヤナーチェクQt. / フランク:Pf五重奏曲 ヘ短調
商品コード: 1386-025
商品詳細:ヤナーチェクQt.は1947年スロヴァキアで発足。西側で積極的に活動し、WESTMINSTER、DECCA、DGGに名演を残す。これは'60年代中頃と見られる。ピアノのベルナートヴァーと共演したピアノ五重奏。全員がスラヴ人、ボヘミアへの郷愁を掻き立てる優れた録音。曲の内容にまで切り込むようなQt.と、溶け合うようなピアノの音色が室内楽のあるべき姿を示している。静と動のメリハリが効いた名演。同メンバーのピアノ五重奏はSUPRAPHONに2曲、DGGに他2曲あり。ピアノのエヴァ・ベルナートヴァー( 1922-2019)・旧姓スラーニはハンガリー生まれの女性ピアニスト。後にチェコに帰化した。7歳でブダペストのリスト・アカデミーに入学。そこで彼女は最初にベーラ・ボゾルメニ=ナギに師事し、その後ウィーンのパウル・ワインガルテンに師事した。ドイツ軍の侵攻により家族は1945年1月までゲットーで過ごした。チェコのヴァイオリニスト、ヨーゼフ・ベルナートと出会い、二人は1947年に結婚し、プラハに定住した。チェコでコンヴィチュニーと共演している。そこでチェコの作曲家レオシュ・ヤナーチェクと知り合う。これが縁でヤナーチェクQt.と共演をするようになり、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドをツアーした。ベルナートヴァーはヤナーチェクQt.とは別に多くの協奏曲、ソロ録音を行っている。 1968年8月にソ連がチェコスロバキアに侵攻した後、彼らはプラハの家を完全に手放し、夫婦でロンドンに移住した。1974年、エヴァ・ベルナトーヴァは公共のコンサート活動から退いた。 1970 年から 1991 年まで、彼女はロンドンのトリニティ音楽大学でピアノ教師として後進の指導に当たった。2019年、ロンドンで亡くなった。ヤナーチェクQt.は早い時期から西側に録音をしていて、知られたチェコの団体であった。彼らの共演はフランク(SUPRAPHON)、ショスタコーヴィチ(SUPRAPHON)、ドヴォルザーク(DGG)、ブラームス(DGG)の4曲が存在する。録音の多くないPf五重奏曲という分野では最も信頼のおける秀演である。ヤナーチェクQtの音楽性には素晴らしいものがある。
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