商品詳細：1979年の発売で、この黒レーベルがオリジナル。Vn協3曲収録。聴き慣れた曲ではあるが、新しい世代の演奏にもバッハは宿っている。1/2番のソロをジャリが、2Vn協奏曲の第2Vnにアモイヤルが参加。'70年代のジャリのバッハは、'50～'60年代の彼とは異なる進化したVnを見せてくれる。彼の澄んだ音色は更に磨きが掛かり、鋼のように強く、また柔軟な音は、固定化されたこの曲に新たな側面を教えてくれる。ジャリの音楽性が前面に出た新解釈!ピエール・アモイヤルはB.1043の第2Vnとして参加。ジャリは1960年代、協奏曲1/2番の2曲とシャコンヌをA.ジラール指揮ORTFo.と仏RCAに録音しており、これは2回目の録音となる。またB.1043は初録音となる。ジェラール・ジャリ( 1936- 2004)はフランス・シャテルロー生まれのヴァイオリン奏者。パリ音楽院でルネ・ベネデッティにヴァイオリン、ジョゼフ・ベンヴェヌティに室内楽を学んだ。1951年のロン=ティボー国際コンクールのヴァイオリン部門で優勝し、ソリストとしての活動を始めた。1960年～1971年までパリのオペラ=コミック座のコンサートマスターを務め、1969年からユゲット・フェルナンデスの後任としてパイヤール室内管弦楽団のコンサートマスターとなった。1984年～2002年まではイル・ド・フランス国立管弦楽団のコンサートマスターを務めた。1971年～2001年まで母校のパリ音楽院で教鞭も執った。19歳でのデビューLPとなった仏COLUMBIA:FCX 222は今もって希少な人気盤。1970年代録音とは思えない芯のある音で真摯な表現に感動できるLP!

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