商品コード:1386-011[PHILIPS] A.グリュミオー(vn) / バッハ:無伴奏Vnソナタ2番BWV.1003, 無伴奏Vnパルティータ2番BWV.1004

[ 1386-011 ] Bach, Andrej Lütschg – Sonaten Und Partiten Für Violine Solo Vol.2


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商品コード: 1386-011

作品名:バッハ:無伴奏Vnソナタとパルティ-タ全集-2/無伴奏Vnソナタ2番B.1003 | 無伴奏Vnパルティータ2番B.1004
演奏者:A.グリュミオー(vn)
プレス国:オランダ, Holland
レーベル:PHILIPS
レコード番号:A 02206 L
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【オランダでのモノラル・オリジナル】----アズキ/銀PHILIPS狭内溝, グルーヴガード厚手, スタンパー/マトリクス:1L 1 670/2L 1 670, 1962年頃の製造分(モノラル最古)
ジャケット:【オランダでのモノラル・オリジナル】---表コートペラ, ⓅⒸなし, ジャケット裏年号:なし(モノラル最古)
トピックス:2曲とも:1961年3月アムステルダムでのモノラル/ステレオ録音, 録音技師:不明, プロデューサー:不明, 編集/カッティングマスター:不明, オランダでは1962年N.V. Philips Phonografische Industrieによりコピーライト登録・同年PHILIPSからモノラル:A 02205 L/A 02206 L(当アイテム)/A 02207 Lのバラ3枚(アズキ/銀レーベル・グルーヴガード厚手盤)にて初リリース→1966年頃アズキ/銀3本線内溝レーベル・グルーヴガード厚手盤がシングルジャケットに入り更に箱に入る・大型リブレット付き, ステレオは1963年835 198 AY/835 199 AY/835 200 AY(HI-FI- STEREOレーベル)のバラ3枚で初リリース・同年箱入り3枚組(835 198-200 AY)でもHI-FI- STEREOレーベルでリリースと思われる→1965年頃アズキ/銀3本線レーベル(バラと箱)→1968年頃赤/銀3本線土手なしレーベル(バラと箱)→1970年頃赤/銀3本線土手レーベル箱入り→1970年代後期に6768 017(青/白3本線)と変遷する, HI-FI- STEREOレーベルとアズキ/銀3本線レーベルの中間となるアズキ/銀レーベルは存在しないと思われる, フランスではモノラルのバラ単売は存在しないと思われる, 1963年頃ステレオ:835 198-200 LY(HI-FI- STEREOレーベル)で初リリースではないかと思われるが未確認→1967年頃835 198-200 LYにて再リリース, オランダのステレオ初出(HI-FI- STEREOレーベル)は超高額, これはオランダでのVol.2の初年度リリース分モノラル・オリジナル, 演奏:★★★★★+, 音質:★★★★★

商品詳細:アルトゥール・グリュミオー(1921~1986)はバッハ(1685~1750)と同じ誕生日、3月21日に生まれたことを終生運命的であると感じていたと語っている。ベルギーのシャルルロワ近郊のヴィレール・ペルワンに生まれた。1936年15歳の時にパリに行き、大家ジョルジュ・エネスクに師事、'39年にアンリ・ヴュータン賞、フランソワ・プリュム賞を得て、'40年にはベルギー政府からヴィルテュオジテ賞を授与されている。大戦後、パリでビュー。モーツァルトの協奏曲第3番を弾いて、「ティボーの再来」とまで高評価を得た。グリュミオーはこの曲集を録音する際、過去の名ヴァイオリニストによる校訂版を用いることなく、バッハの自筆譜のファクシミリを求め、それを基に一音符も変更することなく演奏したらしい。これは当時としては大変珍しいことで、彼はそのことを示すために、初出レコードのジャケットに、バッハの肖像画でも自らの肖像写真でもなく、わざわざ同曲集のバッハの自筆譜を用いたほどである。使用ヴァイオリンについては、1957年にベルギーのルノア伯爵から貸与された1727年製ストラディヴァリウス「ジェネラル・デュポン」である。この楽器はグリュミオーが使用していたことで、彼の死後は「ジェネラル・デュポン=グリュミオー」と呼ばれ、約3億円の価値があるとされている。現在は中国人の資産家の所有となり、ドイツの名ヴァイオリニスト、フランク・ペーター・ツィンマーマンに貸与されている。グリュミオーのデビューの頃はアメリカの銀行家から1715年製ストラディヴァリウス「ティティアン」を貸与されていた。グリュミオーは1971年にオランダの楽器商から1744年製のグァルネリ・デル・ジェス「ロゼ」を購入し、ストラディヴァリウスと併用していた。このバッハの録音はそれ以前の1960~61年なので、間違いなくストラディヴァリウス「ジェネラル・デュポン」での演奏である。フランコ=ベルギー楽派の伝統を受け継いだ美音で全編が照らされる健康的で気品漂う演奏である。全体が明るい印象だが、それこそがグリュミオーの魅力であり、明るさの中にバッハの意図を溶け込ませ、構築した堂々たる大作といえる。ステレオの初出はHIFIステレオ・レーベルで('63年)、今となっては超が付く高額盤! モノラルの音が標準といえる!

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