商品コード:1386-006[CLUB NATIONAL] J.ルイ・アルディ(vc) / バッハ:無伴奏Vc組曲1番BWV.1007, 3番BWV.1009
商品コード: 1386-006
商品詳細:Club National du Disque:CND 1005という番号はほぼ同じ時期に発売された2種の異なる曲が存在する。時期が離れていればあり得る話だが、隣接する時期としては間違いでは済まされないミスと言える。一つはロカテッリ:合奏協奏曲ヘ短調/葬送交響曲である。それも希少だが、更に希少なCND 1005はこのジャン・ルイ・アルディによるバッハ:無伴奏Vc組曲2曲である。当社でも入荷の少ない超レア・アイテム。チェロ奏者、アルディに関する情報はほとんどない。解かっている点はポール・キュンツ率いるポール・キュンツ室内o.のチェロ奏者、Collegium Pro Musica De Paris(ポール・キュンツ室内o.と同等)のチェロ奏者であり、M.フラスカ・コロンビエ(vn)のヘンデルのVnソナタ集(CND 32)にも参加しているということ。これまでポール・キュンツ室内o.の団員としての録音しかないと思っていたアーディだが、1950年代に10"1枚分だけソロでの録音があった。バッハ以外のチェロ・ソナタ集等はないと思われる。発売は1957年頃と思われる。演奏はやや早めのテンポでふんわりした柔らかい音。決して攻撃的ではない落ち着いたスタイル。テンポはケースバイケースで柔軟に変更する。アカデミックなタイプではなく、曲を噛み砕いて解かりやすく説明してくれる、優しい演奏である。重音の響きが厚く、全体の音が多く聴こえる印象。楽譜通りというスタイルではない。ある程度自由であり、流れを重視した音楽優先の演奏である。チェロの音は重みがあり、やはり1950年代という印象。重厚なタイプである。特に低めの音の響きが良い。入荷の少ない超希少な珍品中の珍品!全曲録音は無く、この2曲で全て・12"も存在しない。
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