作品名：チャイコフスキー:交響曲6番Op.74「悲愴」/--1. Adagio - Allegro Non Troppo--2.Allegro Con Grazia-- | --3.Allegro Molto Vivace--4.Finale (Adagio Lamentoso)

レーベルタイプ：【フランスでのクラブ盤のオリジナル】---白/金黒段付, 12時にMade in France Microsillon 33 1/3T, グルーヴガード厚手, スタンパー/マトリクス:XAX 1157-5N/XAX 1158-3N, 1959年頃製造分Pathéプレス, 限定3000部の783番(前半はフラット盤で途中からグルーヴガード厚手盤になる)

ジャケット：【フランスでのクラブ盤のオリジナル】---三方開両面赤布張アルバム, リブレット綴込み, レコードホルダーに蓋付き, ⓅⒸなし, ジャケ裏年号:なし(クラブ盤の最古)

トピックス：1957年2月19-20日ロンドン・キングズウェイ・ホールでのモノラル/ステレオ録音, 録音詳細不明, 英国では1957年Electric & Musical Industries Ltd.によりコピーライト登録・His Master's Voice:ALP 1495(1957年リリース)/ASD 273(1960年リリース・高額), フランスでは1959年La Voix De Son Maîtreからモノラル:FALP 500(銀大ニッパー内溝フラット盤・棒付ボードジャケ粗目入り)にて初リリース/1960年ステレオ:ASDF 136で初リリース(高額)→1960年頃FALP 30217/ASDF 130 217に番号変更, 爆演の「悲愴」!, これは正規盤とは別ルートで会員向けにリリースされたクラブ盤(モノラルのみ)で1958年頃Club Des Disquaires De France:番号なし(白/金黒レーベル・フラット重量盤・当ジャケット入り)にて初リリース→3000部のうち途中から1959年に入り白/金黒段付レーベル・グルーヴガード厚手盤・当ジャケット入り(当アイテム)に変更される, 前回入荷分は187盤でフラットだった, ジャケットは同じ豪華仕様, 限定3000部の希少盤だった, これは1959年リリースの分, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細：英国ではALP 1495(モノラル)/ASD 273(ステレオ)で1957/1960年に発売された。仏ステレオはASDF 136。モノラルも意外なほどレア。「新世界」もそうだが、シルヴェストリは特にゆっくりとテンポをとる。遅くすればするほどテンションを保つのは難しくなるが、彼の音楽はピンと緊張の糸を張っていて気が抜けない。それで彼の格調高さが出てくる。楽団員泣かせの指揮者だが、フィルハーモニアo.は十分に応えている。これは所謂クラブ盤なのだが通常のクラブ盤より豪華仕様でフランス・オリジナルと同じマトリクスを用いたパテプレスなので音質的な遜色は全くない。これは美しい布張りアルバムジャケに入る高級仕様のクラブ盤で数も少なく価値は高い。ステレオも存在するがクラブ盤がモノラルのみで発売された点はモノラルの完成度の高さとその普及から出た結果だろう。クラブ・デ・ディスケール・デュ・フランスはVSM又はCOLOMBIA録音を会員に頒布していたクラブ・レーベル、レコード番号はない。

C.シルヴェストリの在庫一覧へ