商品コード:1387-032[VSM] パルナンQt./ フランク:弦楽四重奏曲 ニ長調

[ 1387-032 ] Franck, Le Quatuor Parrenin – Quatuor En Re Majeur


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商品コード: 1387-032

作品名:フランク:弦楽四重奏曲 ニ長調/--1.Poco lento - Allegro--2.Scherzo - Vivace-- | --3. Larghetto-- 4.Allegro molto
演奏者:パルナンQt.:J.パルナン, J.ゲステム(vn)G.コセ(Va) P.ペスナウ(vc)
プレス国:フランス, France
レーベル:La Voix De Son Maître
レコード番号:2C 065-12017
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---カラー切手ニッパー・12時に白字でSTEREO MONO, 6時に□EMI Made in France by Pathé Marconi, グルーヴガード厚, スタンパー/マトリクス:12017 A 21/12017 B 21, 1973年頃の製造分(最古)
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---表コートペラ, □EMI □La Voix De Son Maître □STEREO, ⓅⒸなし, ジャケ裏年号:なし(最古)
トピックス:1972年5月パリ・サル・ワグラムでのステレオ録音, 録音詳細不明, 1973年Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marcon. Parisによりコピーライト登録・同年La Voix De Son Maître:2C 065-12017(当装丁)にて初リリース, これはパルナンQt.の2回目録音で初回は1956年発売の米WESTMINSTER:WN 18136とVEGA:C30A 78がある, これは2回目録音の初年度リリース分オリジナル, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:パルナンQt.は、この曲を少なくとも2回録音している。初回はモノラルでWestminster/VEGA。そして、2回目がこのVSMへのステレオで録音。1899年に作られたこの曲は、演奏が良ければ、聴き応えのある内容の曲。ゆったりと小舟に揺られるようなフランスらしい名曲である。フランス物に関しては、絶対的な信頼のあるパルナンQt.。ステレオ期の代表作として、ラヴェル、ドビュッシーと共に、聴き継がれるはず。穏やかな名演!プレスが多い為、格安、オリジナル!パルナンQt.は1942年パリ音楽院の学生によって創設された団体。初代メンバーは第1Vn:ジャック・パルナン、第2Vn:マルセル・シャルパンティエ、Va:セルジュ・コロ、Vc:ピエール・ペナスウである。デビューLPはフランスEKOレーベルに入れたラヴェルの10"でこれは幻の神品として知る人ぞ知る名演としてお宝の扱いとなっている。その後も様々な名演を録音したが、フランクは1950年代中期にWESTMINSTERにモノラルで入れたのが最初である。これは1972年の2回目録音でステレオ。パルナンQt.は詳細は不明だが「不幸な事故」によりメンバーが何度も変わった団体で、当録音では第2Vnは二代目、PHILIPSの10インチの小品集で有名なジャック・ゲステムに、Vaは4代目となる名手ジェラール・コーセに代わっている。メンバー交代の影響もありステレオ期に入るとより現代的なスタイルへと変化したが、それでもフランスを代表する団体としてトップレベルの演奏を行っていた。フランクはベルギー出身でフランスで活躍した作曲家なのでフランス系作品といえる。フランス系では圧倒的な上手さを保っていることがよく分かる演奏である。1970年代に周りを見渡してみれば、'50/'60年代に活躍し、華々しい音楽性を誇った団体は音を失い、メンバーを欠き、惨憺たる状態で、'60年代の香りを保った団体はほんの一握りとなっていた。パルナンQt.も大きな変化を遂げたが、基本である心情に迫る演奏を保っている。退屈になることなく透明な響きと清潔なスタイルを貫く稀有な団体である。この非凡な四重奏団で聴いてこそ特にフランス系作品はその神髄に迫れるのである。平凡な団体の演奏では更に平凡で退屈極まりない。フランクのような曲こそ、パルナンQt.の出番なのである。尚ネット等でも未だパレナンQt.の表記があまりに多いが、パルナンQt.が正しい。

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