商品コード:1387-029[VSM] S.フランソワ(pf)/ ショパン:Pf協奏曲1番Op.11
商品コード: 1387-029
商品詳細:フランソワのショパン:Pf協奏曲1番は2回録音があり、かなり時期がずれる。初回は1954年頃でG.ツィピーヌ指揮パリ音楽院o.で10"で初出。因みにPf協奏曲2番は、P.クレツキ指揮フランス国立放送o.とやはりモノラル録音がある。そして2番の2回目録音も、L.フレモー指揮モンテカルロ国立歌劇場o.とステレオで録音され、同じ時期に同じオケと1/2番を録音した。フレモーとのPf協奏曲1番はまだCOLUMBIAレーベルでCCA 1066で発売された。この番号は1年間(1回刷り?)だけの発売らしく非常にプレスが少ない希少盤で今出ても5万円はするであろう超高額LPである。すぐ後CVB 1066という番号に変わる。CVB 1066の中にも最低3種のレーベルが存在し、複雑である。この録音はフランソワ41歳の時の収録で、旧モノラルの整った演奏に比べれば、自由奔放なフランソワ節が強く出た、フランソワ好きには良い録音だろう。閃きや情熱に満ちたニ度と出来ない演奏に違いない。しかし逆にオケの方は完全とは言い難く、モンテカルロ国立歌劇場o.にややクオリティの粗さを感じる。まぁ、全てが完全な録音などあり得ないが、これはフランソワのソロが非常に良いので、十分に聴く価値に値する録音と言える。1番は1965年7月、2番も同じオケで同日に録音された。録音は非常に良好で音質の点では文句ない仕上がりだと思う。ソロのピアノの入るタイミングには天才性を感じる。COLUMBIA盤のCCA 1066は非現実的なLPであり、再版の当盤でも素晴らしい音質を堪能出来ることを保証する。CCA 1066は超高額となる(前回66.000円)!
S.フランソワの在庫一覧へ









