商品コード:1387-025p[VSM] A.ドラティ/P.ブーレーズ/ ケックラン:バンダール・ログOp.176, ブーレーズ:水の中の太陽, メシアン:クロノクロミー
商品コード: 1387-025p
商品詳細:ケックラン、ブーレーズ、 メシアンの3人にの作品を1曲ずつ入れた現代曲作品集。A面の先頭はケックラン:レ・バンダール・ログ 。英国の小説家キップリングの『ジャングル・ブック』を題材に作曲した一連の管弦楽曲の一つ。1939年から1940年にかけて作曲され、1946年にブリュッセルで初演された。副題に「猿のスケルツォ」(Scherzo des singes)とあり、『ジャングル・ブック』に登場する猿の群れ「バンダール=ログ」(Bandar-log)をテーマにしている。シャルル・ケックラン( 1867 - 195)はパリ生まれの作曲家。1889年からパリ音楽院でジュール・マスネ、ガブリエル・フォーレ、アンドレ・ジュダルジュに師事。弟子には、フランシス・プーランク、ジェルメーヌ・タイユフェールらがいる。レ・バンダール・ログは比較的穏やかで聴きやすい。A面の2曲目はブーレーズ:カンタータ「水の中の太陽」はシャールの詩を用いた舞台作品に分類された作品でソプラノのソロから始まる。ブーレーズ自身が指揮を行う自作自演である。10分程度の短い作品で演劇のための曲のようである。ピエール・ブーレーズ(1925 - 2016)はフランス・モンブリゾンの生まれ。今や現代作曲家の大物として知られるが指揮者としても有能で多くの録音がある。B面は全てメシアンのクロノクロミー。クロノクロミーは1960年にかけて作曲した大オーケストラのための管弦楽曲。題名は古代ギリシア語のχρόνος(時間)とχρῶμα(色)に由来する造語で、「時間の色彩」を意味する。メシアンらしい様々な効果音、鳥たちの声、および風や滝の音などの自然音を素材として使用した曲である。1959年、翌年のドナウエッシンゲン音楽祭のためにハインリヒ・シュトローベルからの依頼を受けて作曲が開始された。1962年2月13日にシャンゼリゼ劇場でアンタル・ドラティ指揮によってパリ初演されたときには敵対的な聴衆が大騒ぎした。しかしながら他の指揮者たちもこの曲を取り上げ、問題作としての成功を収めていった。7つの部分から構成される。1969年、アメリカ合衆国のNETで同年放送が始まった『セサミストリート』のシーズン1の前にもこの曲が流されていた。これは3曲とも初めて公式に録音されたLPと思われる。オケは全てBBCso.,指揮はブーレーズの曲だけ本人の指揮で他2曲はアンタル・ドラティが行った。早い時期に録音された現代作品集!
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