商品コード:1387-018[COLUMBIA] ジュリアードQt. / モーツァルト:後期弦楽四重奏曲集/20番K.499, 21番K.575, 22番K.589, 23番K.590
商品コード: 1387-018
商品詳細:ジュリアードQt.のモーツァルトはハイドンセット(14番K.387~19番K.465)が'60年代に発売。1974年、それに続く20~23番の4曲を録音。弊社では欧州プレスがメインとなる為、CBSの2枚組の箱を過去に紹介したことがある。1970年代に入ると米国盤の音質も落ち着いて、オリジナルである米COLUMBIA盤も同様にお勧めできる。1960年代録音に比べれば、レーベルも既に灰橙マスターワークスになっているので音質は軽くなるが、それを軽快になったと考えれば悪くはない。ジュリアードQt.自体も'60年代よりこなれて丸くなり、いかにもアメリカ流といった冷たさがない。特にハイドンセットをお持ちの方に、その変化を楽しんでいただきたい。ジュリアード弦楽四重奏団は1946年にニューヨークのジュリアード音楽院の校長だった作曲家、ウィリアム・シューマンの提唱により、ジュリアード音楽院の教授らによって結成された。完璧なアンサンブル、緻密で明快な音楽解釈、高度な統一感のもたらす音楽表現の広さにより、現代の弦楽四重奏団の最高峰の一つとされている。バルトーク以降の現代音楽で積極的に演奏を行うほか、モーツァルトやベートーヴェンなどの古典でも演奏を残している。またバルトークやヒンデミット、エリオット・カーターなど、近現代の作曲家の全集を録音するなどレパートリーは広く、20世紀後半以降の音楽界への貢献は大きい。メンバーを何度も変更しながら現在も存続している歴史ある団体である。創設メンバーは第1Vn:ロバート・マン(在任・1946-1997)、第2Vn:ロバート・コフ(在任・1946-1958)、Va:ラファエル・ヒリヤー(在任・1946-1969)、Vc:アーサー・ウィノグラード(在任・1946-1955)。ハイドン・セットの録音は定評があり人気も高い。これはその続編で曲はダブらない。
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