商品コード:1388-062[ADÈS] D.エルリ(vn) / パガニーニ:24の奇想曲Op.1(全24曲)

[ 1388-062 ] Paganini / Devy Erlih – Les 12 Plus Beaux Caprices


通常価格:¥ 49,500 (税込)

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商品コード: 1388-062

作品名:パガニーニ:24の奇想曲Op.1(全24曲)/第1番 ホ長調~第5番 イ短調 - 第6番 ト短調~第10番 ト短調 | 第11番 ハ長調~第18番 ハ長調 - 第19番 変ホ長調~第24番 イ短調
演奏者:D.エルリ(vn)
プレス国:フランス, France
レーベル:ADÈS
レコード番号:19003-4
M/S:ステレオ, stereo (Gravure Universelle)
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×2, Wジャケット入り2枚組, 2 single records set
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでの2枚組オリジナル】---白金丸土手, センターホール上にGravure Universelle Mono-Stéréo, 3時に33T/M Fidélité, 3時にMade in Frnce(外周ラウンド黄文字), グルーヴガード厚手, 1970年頃製造分ADÈS音源の仏PHILIPS製作プレス
ジャケット:【フランスでの2枚組オリジナル】---黒系見開両面コート蓋付Wペラ, 7時に黒ベースにProduction Disques Adèsロゴ Gravure Universelle, ジャケ裏年号:11.1.73, ⓅⒸなし
トピックス:【全曲盤は入荷2度目分の希少タイトル!】---最初の選集12曲1967年頃/追加の12曲1972年頃パリでのステレオ録音と思われる, 録音技師:不明, プロデューサー:Jacques Pradère, 最初の選集12曲は1970年頃Production Disques Adèsによりコピーライト登録・同年ADÈS:13 025にて初リリース, 当初全曲発売はされず・選集12曲だけの録音で1枚がリリースされ1973年頃追加録音された12曲を加えた全24曲・2枚組Wジャケット・19003-4(当装丁)にて全24曲入りがリリースされた(超希少LP), 元々全曲録音されたのか別々の録音であるかは不明, これは初年度リリース分の全曲オリジナル, Vol.2の単売は未発売でWジャケットのみ存在, 全曲盤は入荷2度目分の希少タイトル!全曲盤では曲順は番号順に並べられた・Vol.1の曲順はランダム

商品詳細:D.エルリ(vn)によるパガニーニ:24の奇想曲。'55年ロン・ティボー優勝者にしてパリ音楽院の名教師、バロックから現代まで幅広いレパートリーを誇り、そのどれもが名演といってよいD.エルリ。ADESにはバッハの無伴奏をはじめ幾つかの録音を残す。'50~'60年代仏デュクレテ・トムソンへの録音とはまた違った魅力を聴く事が出来る。音程・テンポの不安定さは拭えないが、それでも余りあるエルリの素晴らしさを聴いていただきたい。デヴィ・エルリ(1928-2012)はパリ生まれのヴァイオリン奏者。パリ音楽院でジュール・ブーシュリに師事。1955年、ロン=ティボー・コンクールで優勝、その年に初来日している。1980年代以降、度々日本を訪れ、多くの音楽祭に出演したり後進の指導にあたった。2012年2月、交通事故によって死去。但しエルリのことが知られるようになったのは2000年頃からではないだろうか。一部のモノラル初期LPが高騰し、エルリの盤にも高値が付くようになり始めてからと思われる。特にラロの「スペイン交響曲」の圧倒的なソロはアンゲルブレシュト指揮もあって一度でも聴いた方には強烈な印象が残ったことだろう。燃え滾るようなアグレッシヴながら自由度の高いスタイルは個性豊かであり、誰とも似ていない。クライスラーの小品やバッハの無伴奏ソナタ&パルティータ全曲も録音している。録音はデユクレテ・トムソン→Le Club francaise du Disqueの後、1960年代後期にADÈSに移籍した。このレーベルにはバッハの無伴奏ソナタ&パルティータ全曲を真っ先に録音して話題をさらった。当録音はバッハのすぐ後に12曲のみ先行録音され当番号でリリースされた。その後1970年代に残りの12曲が録音され、1970年代後期にWジャケット入りの2枚組で初めて全24曲がリリースされる。全集は非常に希少。技巧の限りを尽くしつつも美音を隠すこともなくラテン的に鳴らした、よく歌うソロが印象的だがデユクレテ・トムソン時代の前のめりのような姿勢はここでも健在。弱音部で艶やかな妖しいビブラートを振りまき、曲の持つ不思議なイメージをいっそう掻き立てる名演だろう。1970年代前後になって立て続けにバッハ、パガニーニと技巧曲ばかりの録音を果たしたエルリ。この時42歳であり、ヴァイオリン奏者として陰りが出てもおかしくないのだが、気を使う協奏曲や室内楽を避けて一人で思う存分やれる曲を選んだ気持ちは理解できる。まだまだ自信があったのだろう。過去にR.リッチ、M.レビン等の名手の録音があるが、それらとは一線を画す超個性的演奏でひとりで自分の宇宙を作っているようだ。奇想曲は1967年頃録音され、1969年頃全24曲から選集12曲(1・5・6・9・13・14・15・17・19・20・21・24番)のみでADÈS:13 025で最初の1枚をリリースした。その後、残りの12曲が追加録音され、1973年になってWジャケットで全24曲入りが曲順は番号順に並べられて発売された。この全曲盤は相当希少で当社では29年間で2度目の入荷分となる!

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