商品コード:1388-061[Ducretet Thomson] M.カレシュカ(s) G.ティッサン・ヴァランタン(pf) / ショパン:歌曲集「ポーランドの歌」(全19曲)

[ 1388-061 ] Chopin / Maria Kareska, Germaine Thyssens-Valentin – Mélodies Polonaises


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商品コード: 1388-061

作品名:ショパン:歌曲集「19のポーランドの歌」Op.74(全19曲)/--第1曲 - 願い Życzenie--第2曲 - 春 Wiosna--第3曲 - 悲しみの川 Smutna rzeka--第4曲 - 酒宴 Hulanka--第5曲 - 彼女の好きな Gdzie lubi--第6曲 - 私の見えぬところ Precz z moich oczu--第7曲 - 使者 Poseł --第8曲 - かわいい若者 Śliczny Chłopiec--第9曲 - メロディ Melodia-- | --第10曲 -
演奏者:M.カレシュカ(s)G.ティッサン・ヴァランタン(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:Ducretet Thomson
レコード番号:300C 034
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:A面12時に微かに1回出る点あり→7
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---赤白石像金輪2重浅内溝, 12時にLa Voix de Monde(ラウンド白文字), 3時にMicrosillon incassable Longue Durée 33T. 1/3, 6時にMade in France(ラウンド赤文字), フラット重量, 1958年頃製造分
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---折返表コートペラ, 7時に黒ベース□Ducretet〇音叉□ Thomson, ジャケット裏年号:なし, ⓅⒸなし
トピックス:【入荷の少ないタイトル!】---1958年頃パリにてモノラル録音, 録音詳細不明, 1958年頃Compagnie Française Thomson-Houstonによるコピーライト登録・同年Ducretet Thomson:300C 034(当装丁)にて初リリース, これは初年度リリース分オリジナル, 入荷の少ない希少タイトル!この分野の決定盤でポーランド語歌唱, 2人は1956年に12曲からなる「ブラジル歌曲集」・270C093と20曲からなる「スペイン歌曲集」・310C020を録音していた, また カレシュカはブラジルGravações Elétricas S.AのContinentalレーベルからSP:20054(10")で「Ninando / Quem Sabe ?」2曲入りを出している・他仏COLUMBIA:FCX 602-3で「ヴィラ・ロボス:ブラジルの発見」箱入り2枚組に参加, 演奏:★★★★★+, 音質:★★★★★

商品詳細:ショパンの歌曲のLPだが、注目はソプラノ歌手ではなく、PfのT.ヴァランタンだろう。歌手のマリア・カレシュカMaria Kareska(käreşkä)に関する情報はまったく無い。言語もオリジナルのポーランド語と思われる(ジャケ裏の解説は仏語)。歌曲の主役は歌手であり、本来はピアニストを聴く為のものではないが、この盤ではKareskaのソプラノだけでなく、ピアノが本当にしんみりと聴かせてくれる稀なLP。ヴァランタンのLPとして捉えるも良し、マリア・カレシュカに興味を持たれるのも良い。マリア・カレシュカはブラジルGravações Elétricas S.AのContinentalレーベルからSP:20054(10")で「Ninando / Quem Sabe ?」2曲入りを出している。Ducretet ThomsonにはやはりT.ヴァランタンと共演で12曲からなる「ブラジル歌曲集」・270C093と20曲からなる「スペイン歌曲集」・310C020の2枚があり、当盤と合わせて2人で3枚の歌曲集を録音している。また カレシュカは他仏COLUMBIA:FCX 602-3で「ヴィラ・ロボス:ブラジルの発見」に参加。これらを総合して考えると、ソプラノ歌手、マリア・カレシュカは元々タタール人の子孫である両親の下、ポーランドで生まれたが、一家はブラジルへ移住した? その後カレシュカはパリに留学し歌手として研鑽を積み、ポーランド語、ポルトガル語、スペイン語と珍しい言語を操る才能に目を付けたDucretet ThomsonがT.ヴァランタンとのコンビで3枚のLPを制作、パテ・マルコーニ社がH.ヴィラ・ロボス指揮フランス国立放送o.との共演でヴィラ・ロボス:「ブラジルの発見」を録音した---という推測が一つの可能性として成り立つのでは?正体不明のソプラノ歌手だが、声質はオペラもこなせそうなパワーがあり、現地語を完璧に操っているように感じる。歌曲のローカル作品には何といっても現地語は必須であり、そういう点でぴったりのはまり役となっている。ピアノがT.ヴァランタンという大物の起用でLPとしての話題性も高く、無名に近い歌手のLPにも興味を出していただければ幸い!尚ショパンの「ポーランドの歌」Op.74はプライヴェートなものとして別々の作詞者の17曲に曲を付けて、彼の死後草稿の中から集めた17曲の歌曲集として1856年頃出版された。理由は不明だが、何時頃からか19曲のヴァ―ジョンも登場し、現在でも17曲のものと19曲のものが入り交じって世に出ている。はっきりとした解説は見当たらない。両者の違いは16曲までは同じでそれ以降が異なる。

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