商品コード:1388-047b[CBS] J.ハイフェッツ(vn) / In Concert1972/フランク, R.シュトラウス, バッハ, ブロッホ, ドビュッシー, ラフマニノフ, ファリャ, クライスラー, ラヴェル, テデスコ

[ 1388-047b ] Jascha Heifetz, Brooks Smith – Jascha Heifetz In Concert


通常価格:¥ 9,900 (税込)

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商品コード: 1388-047b

作品名:In Concert・1972/フランク:Vnソナタ イ長調, R.シュトラウス:Vnソナタ 変ホ長調Op.18 | バッハ:無伴奏パルティータ3番B.1006~Prelude, ~Loure, ~Gigue, ブロッホ:組曲「バール・シェム」~第2曲 ニーグン, ドビュッシー:レントよりおそく(レオン・ロックによるVn版), ラフマニノフ:絵画的練習曲Op.39~第4番イ短調(ハイフェッツによるVn版), ファリャ:7つのスペイン民謡~第5曲 ナナ(子守歌)・8P.コチャンスキーによるVn版), クライスラー
演奏者:J.ハイフェッツ(vn)B.スミス(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:CBS
レコード番号:S 79202
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×2, Wジャケット入り2枚組, 2 single records set
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル(ドイツプレス)】---灰橙マスターワークス, 4時にMede in Germany(ラウンド橙文字), グルーヴガード厚, Ⓟ1975, スタンパー/マトリクス:CBS 76419-A/CBS 76419-B---以降省略, 1975年頃の製造分・仏PHILIPSプレス(フランス最古)
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---見開両面コートW, 10時に地色ベース◇STEREO □CBS eyeマーク, 6時にGrands Interprètes, ジャケ裏年号:なし, ⓅⒸ1976(フランス最古)
トピックス:1972年10月23日 ロサンジェルス・ドロシー・チャンドラー・パヴィリオン(Dorothy Chandler Pavilion, Los Angeles) でのステレオ・ライヴ録音, 録音技師:不明, プロデューサー: John Pfeiffer, 米国では1975年 Columbia Masterworksによりコピーライト登録・同年米COLUMBIA:M2 33444(マスターワークス・見開紙Wジャケット入り)にて初リリース, フランスでは1975年仏BS:S 79202(当装丁)にて初リリース, ドイツ/フランスはドイツ・プレス1種のみでジャケットは各国分に入る, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:CBSの2枚組オリジナル。J.ハイフェッツによるヴァイオリン・リサイタル集である。当盤は1972年に米ロサンゼルスで行われた録音で、1972年に引退したハイフェッツ最後の演奏会のライブ録音である。コンサートの名目はハイフェッツが教鞭を執っていた南カリフォルニア大学音楽部の学生と教授陣の勉学の資金調達の為に1972年10月23日に開いた慈善コンサートである。これが公開のコンサートとしては最後のものとなった。晩年のハイフェッツは持てる時間のほとんど全てを若手の指導に注いでいて、公開の演奏会からはほぼ完全に遠ざかっていたらしい、これは10年ぶりに開いたリサイタルということである。この時ハイフェッツは71歳であった。前半に大きなソナタを弾き、後半にはヴィルトゥオーゾピースを交えた小品集という構成。バッハ無伴奏からヴァイオリン・ソナタ、サロン風小品まで彼の集大成とも呼ぶべき選曲で、衰えることの無い技巧に加えて円熟味を増した名演集である。特にフランクのソナタ等に於けるクールな中にも僅かに加えた隠し味が大変心地良い滋味深い名演である。ロサンジェルスのドロシー・チャンドラー・パヴィリオンという会場。最後に長い拍手の後にハイフェッツ自ら作曲者の名前をはっきり紹介してから演奏が始まる。一曲だけアンコールを、その曲がギターでお馴染みのマリオ・カステルヌォーヴォ・テデスコの「海のささやき」というこれまた2分に満たない小品。ギターの演目をハイフェッツ自身の編曲で仕上げた意外な曲がアンコールとなり最後のコンサートが終了すると大きな拍手が鳴りやまない。レコードは短くフェードアウトしてLPは終わる。ハイフェッツはLP黎明期にもエマヌエル・ベイと小品集を録音しており、最後も小品集で締めたにくい演出である。71歳にしてこの聴衆を引き付ける求心力を持つ演奏にただ驚きを隠せない。聴衆のノイズも含めた大変生々しいライブ録音で貴重なドキュメントの記録である。

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