作品名：メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲2番Op.13 | 弦楽四重奏曲3番Op.44-1

レーベルタイプ：【ドイツでのオリジナル】---赤eye逆内溝, 外周2.5cmの低い盛上り, 9時に33 STEREO, 6時にMede in Germany(ラウンド黒文字), グルーヴガード厚, Ⓟ1975, スタンパー/マトリクス:CBS-61587-A/CBS-61587-B, 1975年頃の製造分・独DGGプレス(ドイツ最古)

ジャケット：【ドイツでのオリジナル】---両面コートペラ, 10時に地色ベース◇STEREO □CBS eyeマーク, ジャケ裏年号:なし, ⓅⒸ1975(ドイツ最古)

トピックス：【入荷の少ない希少タイトル!】---1963年12月米国ニューヨーク・Columbia 30th Street Studio, New York.・でのモノラル/ステレオ録音, 米国では1964年Epic Recordsによりコピーライト登録・同年EPIC: LC 3884/BC1287(青白/黒レーベル・厚紙ジャケット)にて初リリース, ドイツではステレオのみ1975年頃独CBS:S 61587(当装丁)にて初リリース, これはドイツでの初年度リリース分オリジナルと思われる, 入荷の少ない希少タイトル!英国では1964年英COLUMBIA:33CX 1917/SAX 2558(赤白SCレーベル)にて初リリース, 米国録音のドイツプレスは10年程度後になるのが通例である, 1番の録音はないと思われる, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細：米EPIC音源のドイツプレス。米国では1964年にEPICレーベルからモノラル/ステレオで初リリースされた,ドイツでの米国録音は10年程度遅れて発売されるのが普通である。ジュリアードQt.は案外現代的な表現をする事で知られているが、メンデルスゾーンの室内楽にも一つ新風を運んでいるように感じる。ジュリアードQt.のこざっぱりした硬質な響きのブレンドが妙に新鮮な感じを出している。もやもやしがちなこの曲を見通しよく、ベタッとさせず1回分解して、再構築したかのような表現に、曲の奥深さを思う。ジュリアードQt.の手法が全面に出た現代感覚の室内楽。このような手法を始めた先駆者でもある。ドイツ盤の入荷は少ない。録音当時メンデルスゾーンの弦楽四重奏曲は演奏頻度が極めて低かったが、ジュリアード弦楽四重奏団の看板作品の一つで、彼らが旧ソ連に演奏旅行をしたときにも取り上げている(M10 49457)。ジュリアードQt.特有の早いテンポ、軽やかなリズムと疾走感という洗練されたセンスと技巧で展開される秀演。ベートーヴェンやシューベルトなど彼らの核となる録音と同時期であり、注目されるべき録音!

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