商品コード:1388-042b[CBS] ジュリアードQt. G.グールド(pf)/L.バーンスタイン(pf)/ シューマン:Pf四重奏曲Op.47, Pf五重奏曲Op.44

[ 1388-042b ] Schumann - Leonard Bernstein, Glenn Gould, Quatuor Juilliard


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商品コード: 1388-042b

作品名:シューマン:Pf四重奏曲Op.47 | Pf五重奏曲Op.44
演奏者:ジュリアードQt., G.グールド(pf)--(Op.47), L.バーンスタイン(pf)--(Op.44)
プレス国:フランス, France
レーベル:CBS
レコード番号:S 75820
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでの第2版】---青eye土手, 9時に◇stereo, 6時にMede in France(ラウンド黒文字), グルーヴガード, Ⓟ1973, スタンパー/マトリクス:CBS 75820 LPL 3585 1Y 380/CBS 75820 LPL 3585 2Y 380, 1973年頃の製造分・仏PHILIPSプレス
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---三方開・表観音上開両面コート厚紙, リブレット綴込, 10時に地色ベース◇STEREO □CBS eyeマーク, ジャケ裏年号:なし, ⓅⒸなし(フランス最古)
トピックス:Pf四重奏曲:1968年5月9-10日/Pf五重奏曲:1964年4月28日・米国ニューヨーク・Columbia 30th Street Studio, New York.・でのステレオ録音, 録音技師: Fred Plaut /Ray Moore, プロデューサー:Richard Killough , 米国では1969年頃Columbia Masterworksによりコピーライト登録・同年米COLUMBIA:D3S 806(3枚組箱入り・2eyesレーベル)にてシューマンの弦楽四重奏曲全3曲とのカップリングにて初リリース, 米国にPf四重奏曲/Pf五重奏曲の単売は存在しない, フランスでは1973年頃Pf四重奏曲/Pf五重奏曲の単売が仏CBS:S 75820(青eye狭内溝レーベル・当ジャケット入り)にて初リリース→1974年頃青eye土手・グルーヴガード薄手レーベル・当ジャケット入りに変更(当アイテム), 弦楽四重奏曲全3曲は別に発売されたと思われる, ドイツも米国同様3枚組箱入で独CBS:S 77320にて初リリース, 1枚単売はフランスだけの発売と思われる, G.グールド/L.バーンスタインという大物が共演したシューマン:室内楽集 , フランスでは弦楽四重奏曲3曲は未発売と思われる, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:ジュリアード弦楽四重奏団は1964年~1967年にかけて録音したシューマンの弦楽四重奏曲全3曲を1969年に米COLUMBIAレーベルから発売を予定していた。米COLUMBIAには既に1964年にレナード・バーンスタインがピアノを弾き、ジュリアード弦楽四重奏団と共演したシューマン:Pf五重奏曲Op.44+モーツァルトのPf四重奏曲K.478というカップリングのLPがML 6329/MS 6929で発売されていた。そのPf五重奏曲Op.44を発売予定の箱物3枚に交ぜて、シューマンの室内楽選集として発売することとしたようである。但し面割の点でどうしても片面が足りなくなる(または余る)事態に気付いた。そこで米COLUMBIAでは1968年5月9-10日急遽グレン・グールドとジュリアード弦楽四重奏団共演のPf四重奏曲Op.47の録音を行った。レナード・バーンスタインという大物に対しグレン・グールドという大物をぶつけて話題性をさらうという意図が感じられる。この録音はグレン・グールドの唯一のシューマン作品となり、数少ない室内楽録音となった。時期的にもジュリアードQt.は初期の堅苦しいスタイルから脱却し、より柔軟で変幻自在の演奏を示すようになっていく。そのあたりは時代の要請でもあり、あのブダペストQt.も同様の経過を辿ることとなる。そのような時期にピアノを加えた室内楽録音が可能となったようである。特に大物との共演ではある程度の自己抑制が求められるからでもある。かくして米COLUMBIAでは1964年~1968年に行われた計5曲の作品を3枚組の箱として1969年にリリースした。ドイツでも同様に3枚組の箱で発売された。フランスではシューマン:Pf四重奏曲Op.47+Pf五重奏曲Op.44のカップリングで1973年に単売を行った。フランスで弦楽四重奏曲全3曲が発売された形跡は見当たらない。何よりレナード・バーンスタイン+グレン・グールドのシューマンという点をアピールしたようである。結局この2曲をカップリングしたLPは1980年以前にはフランスだけで発売されたようである。米COLUMBIAには既にML 6329/MS 6929でバーンスタインを発売していたので重複を避けたようである。そうなると俄然注目となるのはグレン・グールドのPf四重奏曲Op.47である。単売はこれしかないとなれば、注目が大きくなる。やはりというか他の録音と比べるとあまりにピアノが強すぎる傾向がある。しかしそれはグールド参加の室内楽の必然である。ソロではないがグールドファンにも十分に愉しんでもらえる録音である。

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