商品コード:1388-027[CBS] L.バーンスタイン/ ドヴォルザーク:交響曲9番Op.95「新世界より」
商品コード: 1388-027
商品詳細:バーンスタイン44歳の録音。ニューヨークpo.の音楽監督として4年目の時。1962年4月16日ニューヨークでの録音。「新世界」に名演は多いが、この時代でこれほどキリリとした表情の演奏も少ない。テンポの緩急が従来のものより強調されオケの立ち上がりの鋭さは何処にもない、バーンスタイン節と言えるだろう。個性的だが、実に様になっていてクールの一言!反対に味わい深さは欧州勢に譲る。レナード・バーンスタイン(1918 - 1990)は米国マサチューセッツ州ローレンス生まれのユダヤ系米国人の指揮者、作曲家であり、ピアニストとしても知られている。ハーバード大学・カーティス音楽院で学ぶ。彼が指揮者を志したのはディミトリ・ミトロプーロスの刺激だった。指揮ではフリッツ・ライナーやセルゲイ・クーセヴィツキーに師事し、作曲はウォルター・ピストンに師事した。ピアノはイサベラ・ヴェンゲーロワに師事している。カーティス音楽院を卒業後、しばらく仕事を得られない時期があったが、1943年夏にアルトゥール・ロジンスキの指名によりニューヨーク・フィルハーモニックの「副指揮者」(Assistant Conductor)に就任した。1958年、アメリカ生まれの指揮者として史上初めてニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団の音楽監督に就任する。そこからバーンスタインの時代が始まる。バーンスタインとニューヨーク・フィルのコンビは大成功を収め、同フィルの黄金時代をもたらした。米国の大スターとなったのである。1969年にニューヨーク・フィルの音楽監督を辞任するまでこの勢いは止まらなかった。マイケル・ティルソン・トーマス、小澤征爾、大植英次、佐渡裕など多くの弟子を世に送り出したことでも知られる。1962年はもはや米国クラシック界の帝王として君臨した時代であった。躍動感とダイナミズムに溢れたバーンスタイン流の演奏は瞬く間に米国市民を熱狂させた。どこかスタイリッシュで激しく躍動するアメリカを象徴する「新世界より」となった。ボヘミアの情景は感じない代わりに早いテンポと硬質な音色でニューヨークの都会感がきっちり描かれたバーンスタインらしい演奏。 ニューヨーク・フィル時代の最高傑作の一つと評されることが多い。1986年9月イスラエルpo.とパリ・サル・プレイエルで2回目の録音を行いデジタルでDGGから発売された。
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