商品コード:1388-017p[PHILIPS] R.カサドシュ(pf)/ モーツァルト:Pf協奏曲20番K.466, 18番K.456

[ 1388-017p ] Mozart / Robert Casadesus


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商品コード: 1388-017p

作品名:モーツァルト:Pf協奏曲20番K.466 | Pf協奏曲18番K.456
演奏者:R.カサドシュ(pf)G.セル指揮コロンビアso.(実際はクリーヴランドo.)
プレス国:フランス, France
レーベル:PHILIPS
レコード番号:L 01401 L
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---赤白/黒Trésors Classiques外溝, 外周5mmの盛上り, 厚手(グルーヴガード以前の厚手盤), スタンパー/マトリクス:AA 01401 1L 380/AA 01401 2L 380, 1959年頃製造分(フランス最古)
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---緑色系写真デザイン・三方開背灰布貼, > Collection Trésors Classiques, ジャケ裏年号:なし, ⓅⒸなし
トピックス:1956年11月10-11日米国クリーヴランド・Severance Hallでのモノラル録音, 録音詳細不明, 米国では1958年 Columbia Masterworksによりコピーライト登録・同年米COLUMBIA:ML 5276(6eyesレーベル・厚紙ジャケット入り)にて初リリース, フランスでは1959年頃仏PHILIPS:L 01401 L(当装丁)にて初リリースと思われる, フランスに赤/銀Minigroove・フラット盤は存在しないと思われる, これはフランスでの初年度リリース分オリジナルと思われる, 英国では1960年頃英PHILIPS:GBL 5510で初リリースと思われる, 5枚シリーズで最も入荷が少ない番号!

商品詳細:フランスの名ピアニスト、ロベール・カザドシュ( 1899 - 1972)はパリ音楽院でルイ・ディエメに師事して、1913年に首席を、1920年にはディエメ賞を獲得。1921年にピアニストのギャビー夫人と結婚した。1922年からラヴェルと協同してピアノロールへの録音を行い、フランスやスペイン、英国でもラヴェルと共演した。第二次世界大戦中はギャビー夫人とともに米国に亡命した。戦後は1950年にフランスに帰国し、1952年までフォンテーヌブローにあるアメリカ音楽院の院長となった。渡米中に出来た縁で米COLUMBIAと契約し、早い時期から米COLUMBIAに録音を開始した。モーツァルトのピアノ協奏曲は1941年にバルビローリ指揮ニューヨーク・フィルと第27番を米コロンビアに録音したのが最初で、1954年の第24番と第26番を皮切りに、いよいよセルとの共演による録音が開始される。カサドシュ/セルのコンビで1955年に第10番(2台)と第12番(3台)、1956年には第18番と第20番が録音され、1959年の第22番/第23番以降はステレオ録音となり、1961年に第21番、それに第24番の再録音、1962年に第26番の再録音と第27番、そして1968年に第15番と第17番が録音された。結局ステレオでは1959~68年にモーツァルト:ピアノ協奏曲第15/17/21~24/26/27番の8曲を録音している。モノラルしかない3曲の再録音なども予定されていたが1970年セルの死によってこのプロジェクトは中断し、カサドシュも他の指揮者とモーツァルトのセッション録音を残すことなく1972年に亡くなってしまう。モノラル録音も含めると30年間で、ソロの協奏曲が11曲、二台ピアノと三台ピアノの協奏曲がそれぞれ1曲と、合計13曲が録音された。1968年10月の第15番と第17番がカサドシュによるアメリカでの最後のスタジオ録音となった。セルは1969年、カサドシュの70歳の誕生日に際して、「貴方の音楽の高潔さ、高貴な趣味、そして広汎な知識はいつまでも私にインスピレーションを与え続けることのしょう」と賛辞を贈っている。これはカザドシュ/セルの最初の共演となった1954年の米国クリーヴランドで録音された2曲。スケールが大きく重厚で精緻なオケにカザドシュのナイーヴで抑えたソロが絡む古典的名演。フランスでは色違いの写真ジャケット5枚で主要モノラル録音が揃う。

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