商品コード:1388-007n[HUNGAROTON] M.ペレーニ(vc) / バッハ:6つの無伴奏Vc組曲BWV.1007~1012

[ 1388-007n ] Miklós Perényi, Bach – 6 Suites For Solo Cello


通常価格:¥ 44,000 (税込)

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商品コード: 1388-007n

作品名:バッハ:6つの無伴奏Vc組曲B.1007~1012/第1番ト長調 B.1007, 第2番ニ短調 B.1008 | 第3番ハ長調 B.1009, 第4番変ホ長調 B.1010 | 第5番ハ短調 B.1011, 第6番ニ長調 B.1012
演奏者:M.ペレーニ(vc)
プレス国:ハンガリー, Hungary
レーベル:HUNGAROTON
レコード番号:SLPX 12270-2
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×3, 箱入り3枚組, 3 single records in BOX
評価/レコード:8/6
評価/ジャケット:A : 小さな書込みあり(曲番号)
キズ情報:第4面4時に極小~小40回程出る面スレ, 第5面1時に極小~小20回出るスレ→6
レーベルタイプ:【ハンガリーでのオリジナル】---黄/黒, 縦にHUNGAROTON, 9時に Made in Hungary(ラウンド), グルーヴガード厚, Ⓟ1982, スタンパー/マトリクス:SLPX 12270 -A 1 P E0/SLPX 12270 -B 1 P E0---以降省略, 1982年頃の製造分(最古), 黄/茶レーベル存在せず
ジャケット:【ハンガリーでのオリジナル】---全面紙箱, 23ページのリブレット付き(マジャール/英/仏/独/露語), Ⓟ1982Ⓒなし(最古)
トピックス:1981年ハンガリーにてステレオ録音, スタジオ名未記載, 録音技師:Istvan Zakarias, プロデューサー:Janos Matyas, 1982年Magyar Hanglemezgyarto Vallalatによりコピーライト登録・同年HUNGAROTON:SLPX 12270-2(当装丁)にて初リリース, これは初年度リリース分のオリジナル, 世界中で人気に火がついた為近年入荷が途絶えていた初回録音オリジナル, 初回分は同じ所(第6面・6番)に同じようなプレスミスがあるが今回は殆ど目立たない, 使用楽譜: Edition Reinhardt, München, Basel and Muzika (Moscow) 1976, 過去入荷中で最も状態が良い!, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★★

商品詳細:1981年の録音ながら入手は難しい。2000年代に入ってミクローシュ・ペレーニ(1948~)は突然人気に火がついた。日本人チェリスト、長谷川陽子が1997年音楽の友社の雑誌で彼を紹介した事がきっかけ?以来10数年入荷がなかった!'80年代の録音とは信じ難い強力な骨格を持ったVcの音、芯が詰まった音だ。表現は極めて古典的でテンポは揺らさず、古楽器奏法などまったく気にもかけない正攻法、土台のしっかりした堅牢な建築物のよう。人気が出るのも不思議はない。世界中で人気が高まり次回いつ入荷できるか自信はない。ステレオ録音でもここまで満足度の高い録音は滅多にない。ミクローシュ・ペレーニはブダペスト生まれのチェロ奏者。幼少時から才能を認められて7歳でリスト音楽院に入学、エデ・バンダに師事。9歳でソロ・デビュー。1960年からローマに留学し、エンリコ・マイナルディに師事。1963年にブダペストで開催されたカザルス国際チェロ・コンクールに入賞したことでパブロ・カザルスに認められ、1965年、翌1966年にカザルスのマスタークラスに招待され、マールボロ音楽祭にも参加する。1974年からリスト音楽院で教え、1980年には教授となる。ペレーニは意外にも1980年代に入って注目されたチェロ奏者である。通常1948年生まれで存命の若手奏者に対し、このような人気が出ることは殆ど例がない。すっかり薄味に劣化した1980年代以降のアナログ技術をものともしない音楽の強さを持つ稀有な器楽奏者だからだろう。1978年に初来日してNHK交響楽団・東京都交響楽団と共演し、無伴奏リサイタルを開催。その後、1979年~2000年まで7回の来日を重ねている事も人気の理由だが彼の人気は日本だけではない。 1981年にハンガリーで録音されたバッハ:6つの無伴奏Vc組曲は発売当初こそ、ごく普通の価格だったが、その後高騰を重ね、ついにはこんな高額商品になってしまった。それもひとえに演奏が素晴らしいからに他ならない。堅牢な土台に立つ極めて強固な骨格があり、余計な音がそぎ落とされた造形の美しさが際立った演奏である。情感の豊かさがないとは言えないが、敢えて歌わず寡黙な印象が強い。リズム、音程が的確であり、技術的な弱さが微塵も感じられない。全く見られない誇張がよりこの演奏に対し好感を持つ事になる。1981年時点でこのような演奏はもはや奇跡としか言いようがない。ペレーニ・ファンの間では神品を称されているようであるがそれも頷ける。虚無感と希望とが交錯する、バッハの本質に迫る孤高にして本物の名演といえる。

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