商品コード:1389-064b[VSM] A.コルトー(pf) / シューマン:謝肉祭Op.9(全20曲), 交響的練習曲Op.13(全13曲/遺作付き完全版)

[ 1389-064b ] Schumann, Alfred Cortot – Carnaval / Etudes En Forme De Variations (12 Études Symphoniques)


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商品コード: 1389-064b

作品名:シューマン:Pf曲集「謝肉祭」Op.9(全20曲) | Pfのための練習曲集「交響的練習曲」Op.13(全13曲・遺作付き完全版)
演奏者:A.コルトー(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:La Voix De Son Maître
レコード番号:FALP 321
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7/6
評価/ジャケット:A : 軽度の書き込みあり
キズ情報:B面1時に極小5回出る点, 2時に小13+2+小中11回出る点スレ→6
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---銀大ニッパー内溝, 9時にMade in France, フラット重量, スタンパー/マトリクス:2XEA 10017 21/2XEA 10018 21(最古), 1954年頃製造分・M6スタンパーとの2種並存のPathéプレス(フランス最古), Disques Incassable付フラット盤は存在せず
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---折返表半ツヤペラ, ⓅⒸなし, ジャケ裏年号:なし(フランス最古)
トピックス:1953年5月7-9日ロンドン・アビー・ロード第3スタジオでのモノラル録音, コルトーが75歳の時の数少ないLPモノラル録音, 録音詳細不明, 1954年The Gramophone Company. Ltdによりコピーライト登録・同年当装丁にて初リリース, フランスでは1954年頃La Voix De Son Maître:FALP 321(当装丁)にて初リリース→1955年頃同一レーベル・折返両面コートペラ・ジャケット入り→1959年頃銀大ニッパー段付レーベル・グルーヴガード厚手盤---と変遷する, 入荷の大半が1960年前後のグルーヴガード厚手盤である・それらは状態は良いが肝心の付帯音がRIAAカーヴ化などの作業が原因かは不明だがフラット盤より欠落している, フラット盤にはしっかり付帯音が付いた良い音質, 謝肉祭:1928年(COLH 306), 交響的練習曲:1929年(COLHなし)にSPによる旧録音がある, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+,

商品詳細:数少ないコルトーの1950年代モノラル録音・ALP/FALPの一つ、シューマンの初期プレスはこれ一つしかない。ピアノという楽器の魅力を最も感じさせてくれる演奏家はやはりコルトーが最初の人だろうとつくづく感じさせてくれる録音。一種閃きにも似た技巧と、それを技巧と感じさせない魔法の指使い。語る指、歌う指、それがコルトーだ。彼の真髄を心ゆくまで楽しめる一枚。ショパンだけでなくシューマンも彼のマジックに惹き込まれてしまう。音質最高レベル。ショパンはコルトーで聴けと言われてきたがワーグナーに心酔し、ドイツを愛したコルトーのシュ―マンは別格である。若き日のコルトーにとってヒーローは、ドイツの音楽家、反ユダヤ主義で知られるワーグナーだった。その素晴らしさを広める為、自らが指揮者となって演奏会を開き、借金を抱え込んだこともある。やがてドイツ文化全般を愛好するようになる。戦後、コルトーは対独協力者として裁判にかけられ、フランス楽壇からは追放されてしまう。そこで英国HMVと契約していくつかのモノラル録音がHMVに残された。シューマンもショパンと同じくらい好きだったらしい。パリではエコールノルマルの学長に就任するも抗議の嵐にさらさたという。80歳を超えても演奏活動を行ったが、晩年はみじめであった。1962年6月85歳で亡くなるが、葬儀に公の代表者は誰一人出席しなかった。しかしコルトーのピアノは常人には真似のできない特別な才能があったことは認めざるを得ない。欧州の政治は彼の音楽を聴く上で全く関係がない。コルトーの全盛期は1960年代だと言われるが、1953年の時点でこのようなシューマンの解釈は多分に時代遅れで全てがSP時代の継続である。しかし2020年を生きる我々にとって1953年時点でここまで完全なSP的世界をモノラルで聴かせてくれるピアニストは僅か一握りしか居なかったことは確かである。タッチはCOLH 306の旧録音が上だと思うが、COLH 306は空気感が残念ながらかなり欠落している。LPで残された新録音の克明な世界観は余人をもって代え難いと言える。コルトーは正確無比なピアニストではない。直感的なセンスで弾いてナンボのピアニスト。その直感を味わうのにこれ以上の録音はあるまい。

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