商品コード:1389-046[VSM] W.フルトヴェングラー/ ブラームス:交響曲3番Op.90
商品コード: 1389-046
商品詳細:フルトヴェングラーのブラ3の正式録音は'49年、'54年4月(DGG)、'54年5月(協会)の3回。これは最初の'49年録音。初期プレスとして出されたのはこの'49年版。ドイツではWALP未発売で、E80…で出た。英国ALPも未発売。つまり、このFALPが最も早いプレス。曲が曲だけに、重厚な当時の音が冒頭で炸裂する。2番のDECCA録音とは比較にならないほどクリアーで明快な音。ライブ録音で咳払い等が入るが、それさえも臨場感となって迫りくる。フルトヴェングラーはベルリンでの市民コンサートにおいて1942年頃から1954年頃までブラームスの交響曲を毎回必ず取り上げていた。ある方が纏めたコンサート記録では交響曲第1番(48回)、交響曲第2番(48回)、交響曲第3番(34回)、交響曲第4番(29回)とかなりの回数である。プログラムの中での順番では、交響曲第3番のほとんどがプログラムの1曲目か2曲目に演奏されることが多かったのに対して、他の3曲は、ほとんどが最後に演奏されたという。交響曲第3番の演奏会は1949年9月~1950年8月までに3回行われ、これはその中のコンサートの一つで1949年12月回のライブ録音のようである。この3番では逸話によるとフルトヴェングラーがティンパニを加筆してドラマティックに演奏していたが、1954年の2つの演奏では、交響曲第3番の第1楽章の提示部のリピートをせず、ティンパニの加筆をやめ、ヴァイオリンの旋律の補強を行ったらしい。別の話では大戦中の1944年10月にマグネットフォンによる放送録音の時にブラームス第3番が予定にあったが、交響曲第3番を「ホールの大きさに合わない」という不可解な理由で曲目の変更を申し出たという。1/2番に比べ3番が少ないのは、第3番に、演奏上で解決するべきなんらかの課題を感じていたのかもしれない。なお3番のライブ録音は1954/04/27(ベルリン)、1954/05/14(トリノ)の2種が他にある。全てベルリンフィルによる演奏。1954年の方が録音状態は良いが1949年の方がより引き締まって鮮烈な演奏になっている。VSMが1枚だげ選んだ録音が1949年のものだった理由はそのあたりにあるらしい。なおFALP 543の初出レーベルは銀大ニッパー内溝・フラット盤・棒付厚手ボード・ジャケット入りであるが、一度も入荷が無く希少である。ALP/WALPが未発売なだけにFALP 543の価値は一際高い!
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