商品コード:1389-008n[MELODIYA] V.ピカイゼン(vn) / バッハ:無伴奏Vnソナタとパルティータ全集vol.1/無伴奏Vnパルティータ1番BWV.1002, 無伴奏Vnソナタ2番BWV.1003
商品コード: 1389-008n
商品詳細:1971年ヴィクトル・ピカイゼンはMELODIYAで最初にバッハ:無伴奏Vnソナタとパルティータ全集を録音したヴァイオリン奏者となった。ピカイゼンは音が細いという印象を持たれる方が多いが、MELODIYAレーベルで聴く限りそうは感じない。むしろ切れ味の鋭さとズスケのような凛とした涼やかな音色が魅力的。この人の無伴奏が決定的に優れているのは、表現力。遅めのテンポで語り掛けるように迫りくる強いイメージを感じる。ヴェーグの無伴奏にも引けを取らない比類なき強力な演奏。全録音中トップグループ。DLレーベルが存在するが超希少!ヴィクトル・ピカイゼン(1933 - 2023)はウクライナ・キエフ(キーウ)生まれのヴァイオリン奏者。5歳でヴァイオリンを始め、1941年から1944年までキエフ音楽院でヴァイオリンを学んだ。その後、グネーシン音楽学校でダヴィッド・オイストラフのクラスに入り、モスクワ音楽院でもオイストラフの薫陶を受けた。1949年のヤン・クーベリック・コンクール、1955年のエリザベート王妃国際音楽コンクール、1957年のロン=ティボー国際コンクール、1958年のチャイコフスキー国際コンクールのそれぞれに2位入賞を果たし、1965年のパガニーニ国際コンクールで優勝した。ロシア、イギリス、フランス、イタリア、オランダ、スウェーデン、ドイツ、日本など世界各地のコンサートホールで演奏を行った。1957年以来、彼はモスクワ・フィルハーモニー管弦楽団のソリストを務めている。レパートリーは幅広く、バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、グリーグ、バルトーク、チャイコフスキー、パガニーニ、ヴィエニャフスキ、シベリウスの作品をカバーしている。プロコフィエフ、ショスタコーヴィチ、ハチャトゥリアン、フレニコフ、カバレフスキーのヴァイオリン協奏曲なども演奏している。1966年から1986年までモスクワ音楽院でヴァイオリンを教えた。何故この録音まで無名に等しかったピカイゼンにバッハの大作は回ってきたのかは謎である。しかしピカイゼンは生涯に一度だけのこの機会を完璧にものにした。録音は1971年中に全6曲を録音したようでMELODIYAでは1971年から連番CM 02999-03000(B.1002/B.1002)、CM 03001-2(B. 1001/B. 1004)、CM 03003-4(B. 1005/B. 1006)のカップリングで箱入り3枚組とバラ単売がDLレーベルで発売されたようである(バラにもDLレーベルが存在するか未確認)。1975年には同じカップリングでETERNAからバラ単売×3枚でのみ発売された。日本ではETERNAの流通が多く、MELODIYAのDLレーベルをお持ちの方は多くないだろう。他ドイツ(Eurodisc)、フランス(Le Chant Du Monde)からも箱入りでリリースされた。2000年代に入り徐々に注目を集め、2025年に至ってはS.ヴェーグと人気を二分する人気盤となっている。何より綺麗な音色で丁寧に演奏されており、効果的に使われるヴィヴラートが華を添える演奏である。全体を貫く厳格な雰囲気が曲の持つ威厳を保ちつつ、滑らかに滑る弦の輝きが親近感も抱かせる名演である!
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