商品コード:1391-034[VSM] C.ミュンシュ/ ブラームス:交響曲4番Op.98
商品コード: 1391-034
商品詳細:ミュンシュのブラームスと言うと亡くなる直前のパリo.との1番の録音が有名だが、実は4番はボストンso.時代から相当に力を入れていた作品。4番は1950年と1958年の2種があり、これは1950年ボストンso.との初回モノラル録音。ミュンシュがいかにブラ4に並々ならぬものを抱いていたかが窺える。終始一定のテンポで冷静沈着な進行。1950年という時代でこれは意外である。ミュンシュは仏生まれだがドイツ系の家系で、ゲヴァントハウスo.の指揮者も経験しており、正攻法で取り組んだ秀演! シャルル・ミュンシュ(1891 - 1968)はフランス・ストラスブールの生まれのドイツ系のアルザス人。フランス人とは異なるルーツを持つがのちフランスに帰化した。1937~46年パリ音楽院o.、1949~62年ボストンso.のシェフを務めた。1967年フランスの文化大臣アンドレ・マルローにより、パリ市のオーケストラ(パリ管弦楽団)の創設が提案され、最初の音楽監督としてミュンシュに白羽の矢が立ち、同年ミュンシュは初代音楽監督に就任する。なんといってもミュンシュの経歴で最大の功績は1949年にボストン交響楽団の常任指揮者に就任してから、1962年までその座にあって、数々の演奏を行いボストンso.を米国トップランクのオケに育てたことだろう。ボストンso.の歴史は1881年に始まるが、代々ドイツ系指揮者で固められていた。ピエール・モントゥーが首席指揮者を務めた時期から弦楽奏者が「フランス的」な音色を覚え、その伝統がある程度今日まで続いているという。ミュンシュが指揮の時代は、その情熱的で豪快な音楽作りで人気を博し、RCAに大量の録音を行い、世界的な名声を不動のものにした。ボストン交響楽団の初めての海外公演もミュンシュ時代であり、初の来日公演もミュンシュの下で1960年に実現。ミュンシュ指揮ボストン交響楽団の代表的な録音には、ベルリオーズの『幻想交響曲』、サン=サーンスの『交響曲第3番』、ラヴェルの管弦楽曲集などがある。ドイツ系フランス人で両国の音楽を得意とするミュンシュは、両方の美質を伝統的に兼ね備えた楽団のカラーを一層確かなものとした。ブラームスという極めてドイツ的な曲であって、どこか穏やかさを感じる音作りと感じる。そこにはやや余裕が感じられる。セルのクリーブランドo.やライナーのピッツバークo.のような精密さを求めない余裕のある穏やかさである。
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