商品コード:1391-032b[VSM] P.モントゥー/ フランク:交響曲 ニ短調
商品コード: 1391-032b
商品詳細:RCA最初期のフランス物だが、さすがにパテプレスだと、まるで欧州で録音したかのように聴こえるから不思議。当時、文化輸入国であったアメリカは、さかんに欧州の有名指揮者を招いて自国のオケの実力向上を図っていたが、その甲斐あってか、今は、欧州に引けを取ることはない。その先駆けともなったフランス人モントゥーの実力はさすがで、フランクの曲想に少々ラウドネスを入れたような、米国人好みに仕上げている。'50年代初頭プレスだが、非常に音が良い!ピエール・モントゥー(1875-1964)はフランス・パリ生まれの指揮者。兄弟に軽音楽の指揮者のポール・モントゥー=ブリザックがいる。フルート奏者、指揮者のクロード・モントゥーは息子である。パリ音楽院でヴァイオリンを学び、パリ・オペラ=コミック座(ここではドビュッシーの歌劇『ペレアスとメリザンド』の初演にも楽員として立ち会っている)やコロンヌ管弦楽団の楽員だったが、1906年にコロンヌ管を指揮してデビューを飾る。1911年からはディアギレフのロシア・バレエ団で指揮を担当、ストラヴィンスキーの『春の祭典』、『ペトルーシュカ』、ラヴェルの『ダフニスとクロエ』、ドビュッシーの『遊戯』など、20世紀の名作バレエ音楽の初演を多く振った。ロシア・バレエ団の指揮者就任と同じ年、自らコンセール・ベルリオーズを設立している。1916年アメリカに渡り、翌年からはメトロポリタン歌劇場の指揮者に就任。ここから米国と欧州を行き来することになる。1946年にはアメリカの市民権を取得。その為RCAなどの米国レーベルには多数の録音があり、どちらが本当のモントゥーなのかという疑問が常に生まれることになる。また世界中の主要オケと録音がある。フランス作品だけでなくブラームスなどドイツ作品を得意とするなど様々な顔を持つ為、モントゥーという指揮者を簡単に表すことは難しい。レパートリーは広かった。サンフランシスコ交響楽団の音楽監督を1935-1953年まで務め、同楽団の黄金時代を築いた功績からその後も度々録音を行った。米国にフランス作品を持ち込んだ先駆者的な指揮者である。モントゥーは少なくとも3回はフランク:交響曲を録音していて、これは初回の1941年SP音源のLP復刻盤である。音質は驚くような高音質で1950年代初期と変わらないクオリティを持つ。1961年の3回目シカゴso.とのRCAステレオ録音が有名だが、内容で見ればこの初回録音の持つ解釈には敵わない。2回目も1952年のサンフランシスコso.であるが、当然最初の録音に軍配が上がるだろう。1941年でこれだけ音が良いと、その後何度録音しようが、同じことなのである。
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