商品コード:1391-009p[VSM] E.フィッシャー/ バッハ:ブランデンブルク協奏曲2番BWV.1047, ブランデンブルク協奏曲5番BWV.1050
商品コード: 1391-009p
商品詳細:E.フィッシャーが指揮をしたブランデンブルク協奏曲はこの2曲のみである。2番では指揮、5番ではチェンバロではなくピアノ・ソロによる演奏で指揮も兼任。流石に1950年代初期の録音だけあり、これほど優雅なブランデンブルグ5番は今まで聴いたことがない。録音年代を知らずに聴いたらSP時期とを思われるだろう。協奏曲の様式は1950年代後期頃から厳格さが求められ、どの録音でも一定のテンポとスピードで進められる。それは正しいことではあるが、この演奏の心に訴え掛けるものは何だろう。様式は一昔前だが、バッハを、心を伝える数少ない演奏。フィッシャーの全人格が音楽になったような気がする。この演奏は今の耳には確かに古めかしいオールド・ファッションだろう。LP初期というのは時代様式より、演奏家の個性が重視された時代である。しかし時代はどんどん変わり、1980年代のLP録音ですら古楽器演奏が当たり前になった今では、それはもう古い時代に感じられるようになってしまった。元々基準など存在しないと考えれば、全ての演奏や録音にそれぞれの存在意義を感じられるのではないだろうか? 尚ジャケットには2番がA面で5番がB面扱いだがマトリクスは逆になっている。Vnソロのマヌーグ・パリキアンは、当時フィルハーモニアo.のコンマスであった人物。E.フィッシャーの録音には度々登場する。1930年代にベルリンで録音したバッハのPf協奏曲3曲でもエトヴィン・フィッシャー室内管弦楽団のコンマスを務めた。2番は1953年2月、5番は1952年10月のロンドン・アビー・ロード第1スタジオでのモノラル録音。5番のピアノ・ソロパートは時代がかっているかもしれないが、そこには時代を超越した音楽の悦楽が垣間見える。2/5番以外の録音はない。
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