商品コード:1392-039[VSM] Y.メニューイン(vn)/ プロコフィエフ:Vnソナタ1番Op.80, バルトーク:無伴奏Vnソナタ
商品コード: 1392-039
商品詳細:プロコフィエフ:1948年9/10月、バルトーク:1947年6月ロンドンでのSP録音。英国では His Master's VoiceからそれぞれSPが発売されたが1970年までにLP化はされていないと思われる。米国は1950年米RCA:LM 1087で2曲カップリングの12"LPが発売された。フランスでは米国から3年後の1953年頃米RCAマスターを使ってLa Voix De Son Maîtreから発売された12"LPが当盤である。LM 1087と比較すれば当然音質は良い。英国では一度SPで発売された音源がすぐにLP化されることは少なく、1970年代になってからのことが多い。その点フランスは逆で米国/英国音源のSP録音では自国SPを発売せず、早い時期にLP化しての発売となるケースが多い。これもそのようなケースの1枚。メニューインというヴァイオリン奏者の場合、1940年代までと1950年代以降と分けて考える必要のあるヴァイオリン奏者である。1940年代までのメニューインは伝説化した神童であり、コンサートを聴いた物理学者アインシュタイン(自身趣味でヴァイオリンを弾いていた)は「神が存在することを確信した。」と語ったという程卓越したヴァイオリン奏者であった。エネスクに師事した為に、1930年からメニューインはフランスに住むことになる。メニューイン自身エネスクから最も強い影響を受けたと語っている。エネスクやピエール・モントゥー、ジャック・ティボー、アルフレッド・コルトーらと私的に室内楽を演奏し、エネスクの指揮で数多くの演奏会や録音を行っている。バッハの2台Vn協奏曲B.1043では2人の音はそっくりである。この時期の演奏は強靱な技巧と輝かしい音色、高度な芸術性を兼ね備えた名手であった。しかし1950年代に入るとスランプに陥り、演奏の出来不出来が激しくなる。1950年代後半以降は脊椎の手術の影響の為かボウイングが衰え始める。音色の線が細くなり、音程やリズムに難がある録音も少なくない。入手しやすい1950年代以降の録音の大半がこの不調時の凡演の方が多いというのが実状である。この実体が反映され、特に中古市場でメニューインは誰も欲しがらないヴァイオリニストの代表となってしまった。この2曲をみると1940年代ロンドンでのSP録音である。何方も良い時期の録音であり、特にバルトーク:無伴奏Vnソナタはメニューインの委嘱によって書かれ、彼に献呈されてた曲である。初演:1944年ニューヨークで自身で行った二人の友情の証の曲である。もっとうまい演奏もあるが、1947年は初演から3年しか経っておらず、初演の雰囲気を濃厚に持った演奏である。一つの比重として歴史に刻まれる演奏である。音質はそこそこだがLPで聴ける点が重要。メニューインは実演用に校訂し、1947年にブージー&ホークス社から出版された。これが校訂版が出た直後の録音である!
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