商品コード:1396-020[DECCA] F.クリダ(pf)J.L.プティ指揮ジャン・ルイ・プティ室内o. / 「Grand Siècle」Vol17/バルバトル:四重奏のためのソナタOp.3~第3番, 第4番, 第1番
商品コード: 1396-020
商品詳細:日本語訳では「16~18世紀フランス音楽の宝物」と題されたシリーズ。仏DECCA(独も)発売のバロック・シリーズ。なぜか英国からは出ていない(一部発売あり)。全部で24枚+サンプル?で出ているようだ。フレンチ・バロック期の室内楽が、一流奏者の高音質録音でまとまって出るのはこれしかない。録音とも第一級で申し分ない内容。自国の文化を最大限に高める企画だ。このシリーズは演奏家中心ではなく、作品が中心となる録音群である。これまで録音が少なかった埋もれたフランチ・バロック室内楽の発掘をメインとしたシリーズなのである。その為演奏家はメジャーレーベルでの出演が少ないが実力のある無名の演奏家がまんべんなく選ばれている。過去に1回だけバラで揃った事があるが以降バラ・セット発売の予定はない。正直今後10年掛かっても不可能と思われるからである。全てのシリーズは1965年前後にモノラルとステレオの2種同時発売である。今後は1点1点を吟味の上、しっかり解説を付けて紹介する。これはシリーズVol.17。曲はクロード=ベニーニュ・バルバトル(1727-1799)。フランス、ディジョン生まれのフランスの作曲家/オルガニスト/ハープシコード奏者。ラモーに師事している。1750年にパリへ渡った後1755年にコンセール・スピリチュエルでデビュー。更に1760年にノートルダム大聖堂のオルガニストに就任。1776年にはルイ16世の弟プロヴァンス伯(後のルイ18世)付きのオルガニストに指名され、マリー・アントワネットにもクラヴサンの指導を行うなど権勢を誇った。しかし、フランス革命の勃発によりその地位を失い、晩年はラ・マルセイエーズ、サ・イラなどの革命歌を編曲しつつ貧困のうちに没した。ここではピアノを含む四重奏曲という構成なのだが実際はジャン-ルイ・プティ指揮の室内オーケストラがバックを担当してピアノと弦楽アンサンブルの室内楽的な演奏になっている。元々の構成は曲の下に2つのVnとベース、2つのホルンのアドリブと書いてある。プロデューサーは指定の通りよりもピアノと室内アンサンブルを組み合わせた方が良いと判断したのだろう。時代的にはハイドンからモーツァルトと重なったフランスの時期である。フランスではフランソワ・クープラン(1668年 - 1733年)、ジャン=フィリップ・ラモー(1683年 - 1764年)がフランスにおけるバロックを完成させている。作曲されたのは1760年前後と思われる。バッハが亡くなって10年後くらいか?ドイツとは異なる発展を遂げたフレンチ・バロックの精神がよく表れた楽しめる作品たち。フランス・クリダのピアノがこのLPの要であり、リスト弾きのクリダのピアノでバロック作品が聴けるという意外な愉しみをもたらしてくれるLPである。
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