商品コード:1396-014[DECCA] J.L.プティ/ 「Grand Siècle」Vol.6/マレ:組曲「セレメ」, ヴィオール組曲4巻~第1組曲, 組曲「アルシード」
商品コード: 1396-014
商品詳細:フランスの作曲家マラン・マレ(1656-1728)は一般にヴィオール族のための器楽作品の作曲家として知られているが当時の作曲家の常としてオペラも手掛けており4作品を残している。その中の「セレメ」は1709年にパリのパレ・ロワイヤル劇場で初演された全5幕+序章の音楽悲劇(オペラ)である。オペラの中の器楽部分(序曲や舞曲など)を抜粋・編曲したものが、後に「組曲」として演奏されるようになった。オウィディウスの『変身物語』に基づいた、ギリシャ神話のセメレの物語を題材にしている。音楽悲劇「セレメ」が上演されることはなくなり、逆に組曲「セレメ」は彼の主要な管弦楽作品の一つとして近年まで録音が行われている。その中の優れた器楽曲(序曲やシャコンヌ、各種舞曲など)は、後世になって個別に楽しまれるようになった。B面後半の組曲「アルシード」同様にマラン・マレによる最初のオペラ「アルシード」はリュリの長男であるルイ・リュリ(1994-1734)との共作で作曲された作品である。第2作が「アリアーヌとバッキュス」、第3作が「アルシオーヌ」である。「セレメ」は最後の第4作となる。近年ではマレのオペラが上演されることはほぼなく、時にこのような組曲が室内オーケストラ作品として登場する程度である。それですらかなり希少となっている。ここでは「セレメ」と「アルシード」からの2つの組曲の他、全5巻からなるヴィオール曲集の中から第4巻~第1組曲の1曲を取り上げ、B面先頭に配置している。バッハが生まれる少し前の時代のマレの管弦楽作品は、同じ時代のドイツとは大きく異なる雰囲気である。1990年に アラン・コルノー監督による映画「めぐり逢う朝」で初めてマラン・マレが世に大きく知られることになった。以降録音がうなぎのぼりに増えた。しかし、1965年当時マラン・マレはマイナーな作曲家であり、当時このような埋もれた名作を世に出そうと奮闘したのがフランスDECCAレーベルの「Grand Siècle」シリーズである。全部で24枚+サンプル?で出ているようだ。フランスバロック期の室内楽が、一流奏者の高音質録音でまとまって出るのはこれしかない。録音とも第一級で申し分ない内容。自国の文化を最大限に高める企画だ。このシリーズは演奏家中心ではなく、作品が中心となる録音群である。J.L.プティ指揮ジャン・ルイ・プティ室内o.はそれらの中で中核となる室内o.であった。Grand Siècle-5でヴァイオリンを担当したジャン・ルネ・グラヴォワンもこの団員である。古楽器を使わず、オーセンティックな構成で当時の雰囲気を今に伝えるフランスのバロック専門楽団である。
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