商品コード:1396-011[DGG] G.アンダ/ モーツァルト:Pf協奏曲26番K.537「戴冠式」, Pf協奏曲12番K.414
商品コード: 1396-011
商品詳細:1921年ハンガリーに生まれ、50歳半ばでこの世を去ったアンダ。フルトヴェングラーをして「ピアノの詩人」と言わしめたその音色は、何時聴いても美しい。勿論美しさだけではなく、力強さも兼ね備えてえいる。古典・ロマン派、そして同胞のバルトークの演奏で高い評価を得る彼だが、まずは当盤モーツァルト:Pf協奏曲を聴いていただきたい。DGGで最初にモーツァルト協奏曲全集を任されたピアニスト。巷の評価は決して高くないが、じっくり聴く価値はある。1961-9年の間に一台用全曲録音を果たしたG.アンダのモーツァルト協奏曲の中の1枚。全貌は、初出はバラ12枚、SLPMで138 783/824/870/917、139 113/196/319/384/393/447/453、2530 330。2、3台Pf協(7番/10番)は除く。一人で同一指揮者/オケと全曲録音を果たしたピアニストはそれ程多くなく、全曲録音の先駆けとなった。同じ弾き振りのバレンボイムにも劣るとは思えない。派手さはないがオケも良く、1961年から1969年と時間は掛かったが、それだけ丁寧に制作された全集である。自身でピアノを弾きながらモーツァルテウム・カメラータ・アカデミカ(ザルツブルク・モーツァルテウム音楽院管弦楽団)を振る「弾き・振り」による演奏。ゲザ・アンダは「弾き・振り」による最初の全曲録音を行ったピアニストである。バレンボイムはそれに続いたピアニスト。「弾き・振り」による効果なのか曲の纏まりには統一感が強く、従来の分業による録音より確実にアンダの位置するモーツァルト像がはっきりしてくる。所謂名曲をスリリングに演奏するという意図から離れたモーツァルトへの深い愛情と理解に裏打ちされた音楽を感じるのである。スケールの大きさこそないが実はこのスケールが問題であり、当時モーツァルト自身が行っていた演奏会のオケは小さなものであった。その自然体に近づける試みではなかったかと思われる。モーツァルト自身もこの「弾き・振り」による演奏会であった。オケが単独で唸りを上げることはかなったのである。モーツァルテウム・カメラータ・アカデミカはそのあたりをよく理解していて、モーツァルト自身の「弾き・振り」により近く感じる録音といえる。以前よりアンダのピアニストとしての人気は大きくないが、この「弾き・振り」による全曲録音は単純な協奏曲録音とは一線を画す点を理解する必要が有る。両者は非常に親密な一つの有機体のように振る舞っている。
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