商品コード:1397-033[FONTANA] M.エルマン(vn) / メンデルスゾーン:Vn協奏曲Op.64, ラロ:スペイン交響曲Op.21
商品コード: 1397-033
商品詳細:ミッシャ・エルマン(1891- 1967)はウクライナ・オデーサ出身のヴァイオリニスト。名教師レオポルド・アウアーに師事した。ペテルブルク音楽院に入学。1904年、13歳でのベルリン・デビューでは神童の出現とセンセーションを巻き起こし、1911年よりアメリカに移住し、世界的な演奏活動を行った。カペーQt.やクライスラーなどのように海外に比べ、特別日本でより親しまれた人気の高い音楽家である。1904年の欧州デビュー。1911年には米国に移住している。第二次世界大戦後は同門のヤッシャ・ハイフェッツが「ヴァイオリンの帝王」として君臨する中、エルマンは地味に、しかし精力的に活動を続けた。エルマンの奏でる「粘っこく、重厚で、ヴィオラやチェロの響きを彷彿とさせる」音色は俗に「エルマン・トーン」とも呼称されているが、一説にはこの呼称は野村あらえびすが命名したものだと言われ、海外ではエルマンの音色についてあまり熱心には言及していないと言われている。機械録音時代から死の前年である1966年迄、長く録音活動も続けた演奏家である。ステレオは晩年のVANGUARDだけにある。エルマンの絶頂期はSP~モノラルまでであり、DECCAに数点残したモノラル録音はどれも人気が高い。曲を聴くというよりエルマン・トーンを楽しむ、或いはエルマンらしい癖を愛でるという鑑賞になるが、それもまた趣味である。中でもこの1枚は当社30年の入荷履歴にもなかった希少タイトル。この模範的な演奏とは言い難いことを年頭においてお考えいただきたい。2000年代に入り、ドイツ・パラスや、2019年韓国のAnalogphonic なるレーベルからレプリカ盤が復刻されている。ここまでプレスが少ないとそういう動きが出るのだろう。このLPでも「エルマン・トーン」は最初から最後までタップリ楽しめる。エルマンの芸歴は長く1906年ラッパ吹き込みのSP~1966年頃のステレオ録音まで60年以上を誇るヴァイオリン奏者である。1950年代後期に米国VANGARDに移籍して初めてステレオ録音を行った。エルマンの特長であるロマンティックな芸術は、最後まで変わることはなかった。これはVANGARDでの初期録音である。米国では日本ほどの人気は得られなかった。1959年時点でここまでSP期のような古めかしく、ノスタルジックなスタイルは評価されなかったようである。時代の潮流に流されず、亡くなるまでエルマン・トーンを堅持した老ヴァイオリニスト。録音時68歳であったが、音楽性には揺るぎないものがあった。唯一無二の存在としての価値は永遠だろう。ステレオで聴けるSP風の演奏はこれしかない!
M.エルマンの在庫一覧へ









