商品コード:1398-061[COLUMBIA] H.v.カラヤン/ ストラヴィンスキー:バレエ音楽「カルタ遊び」, ルーセル:交響曲4番Op.53
商品コード: 1398-061
商品詳細:当社では初入荷となる2曲のLP。カラヤンの膨大な数の英COLUMBIA録音の中でも取り分け珍しい1枚である。録音は「カルタ遊び」が1952年5月、ルーセルの交響曲4番が1949年11月という古い時代のモノラルとSP録音。時期の異なるこの2曲が、互いに片面の相棒を探して数年後の1954年フランスでこの2曲がカップリングされ仏COLUMBIA:FCX 163で発売されたようである。本家の英国ではSP録音の ルーセル:交響曲4番はSPで単独発売されたが、この2曲入りの33CX番号は発売されなかったようである。推測だが用意はされたが何らかの理由で見送られたのかも知れない。1953-4年には番号だけ用意されたが未発売に終わった番号が複数ある。時期的には33CX 1184が怪しい番号である。なお英国では1981年になって His Master's Voice:XLP 60003でこの2曲がカップリングされたLPが発売された。これが英国初出の可能性が高い。その分仏COLUMBIA:FCX 163の価値は高まる。ただでさえ当社初入荷であるFCX 163はフランスだけの1950年代プレスとなれば単なる珍品の域を越えるLPとなる。同じEMIグループでありながら英国とフランスでは想像以上に独自経営が行われていたことを示す資料である。中でも1949年録音のルーセル:交響曲4番はカラヤン唯一の録音である。本作は1934年に発表され、1935年10月19日に、曲を献呈されたアルベール・ヴォルフの指揮でパドルー管弦楽団によりパリで初演された。およそカラヤンとは無縁のような曲である。カラヤンはレッグの組織したフィルハーモニア管弦楽団と録音契約を締結して最初の録音は1948年4月ディヌ・リパッティと共演したシューマンのピアノ協奏曲であった。1948年にはバラキレフ:交響曲第1番などの珍しい曲が録音されている。この ルーセル:交響曲4番もその流れで翌1949年11月に録音されたようである。これもバラキレフ同様にインドのマイソール大公のリクエストによるものであった。マイソール大公はフィルハーモニア管弦楽団の支援者で多額の寄付をした人物であった。その為のサービス録音だったというのが真相である。シャルル・ミュンシュの得意曲である。1950年のルツェルン音楽祭でリパッティと共演したモーツアルト:ピアノ協奏曲第21番のライブ録音が出てきて、そこで当日のコンサート最初の演奏曲は、このルーセル第4番と記されていた。この録音のあと、カラヤンは ルーセル:交響曲4番をコンサートのレパートリーに入れていたようである。ミュンシュの演奏とは大きく異なり、ドイツ人カラヤンが出た楷書的演奏といえる。第2楽章の暗く陰惨な部分ではカラヤンらしさが良い方向に作用している。A面のバレエ音楽「カルタ遊び」もまたカラヤン唯一の録音でかっちりした演出だが、カラヤン的な伸び々感が伝わる楽し気な演奏。当社初入荷の希少タイトル!
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