商品コード:1398-044[COLUMBIA] A.クリュイタンス / ベルリオーズ:幻想交響曲Op.14
商品コード: 1398-044
商品詳細:A.クリュイタンス指揮フィルハーモニアo.によるベルリオーズ:幻想交響曲Op.14。クリュイタンス計4回の録音の内LPは2回(当録音と1955年初回モノラル録音)、残る2回はケルン放送o.とパリ音楽院o.とのライブ録音(LP未発売と思われる)。スタジオ録音は正式に大きく分けて旧録音と新録音の2種がある。新録音のステレオSAXF 123は世界中のコレクターが探し回っている超人気・スーパーレア盤で10万円程度する高額盤。当盤はそのモノラル発売。因みに英SAXは未発売。構成の見事さ、オケの柔軟さ、柔らかい表現力、どれをとっても、超一流の「幻想」である。1955年、A.クリュイタンス指揮フランス国立放送o.のモノラル初回録音は、英国では33CX 1439が1957年にリリースされ、翌年にロンドンで2回目の録音が行われたことになる。2回目録音の英国盤は33CX 1673で1959年に発売されたがSAXは発売されなかった。新旧録音が混乱すると考えたのだろう。英国では結局1970年代に入りCFP 168で2回目のステレオが初リリースされた。従ってSAXF 123に対する需要は非常に大きいものがある。これはその2回目録音のモノラルだがステレオの価格を考えるとモノラルも十分に存在価値はある。演奏はオケが違うので単純な比較は難しいがフィルハーモニアo.との2回目録音は非常に整っていると言える。旧録音にはベルリオーズが内包する凶暴ささえ感じられるのに対し、新録音は端正である。ステレオで聴くならこのような整った演奏が良いだろう。クリュイタンスが持つ大胆さを録音専用オケであるフィルハーモニアo.との両者の接合点がこの録音である。悪く言うと妥協点ともいえるが英国側はこの方向を望んだことは間違いない。フランス流の爆発は良しとしなかったといえる。ベルリオーズの持つ凶暴さ、オケの爆発を聴きたければ旧モノラル録音、繰り返し楽しめる良い演奏を望むなら新録音という事になる。世の常として多くの方は後者を選ぶ傾向が強い。旧モノラル録音が評判となることはこれまでも無かったしこれからも無いだろう。
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