商品コード:1399-040[RCA] A.トスカニーニ / ワーグナー:管弦楽曲集Vol.1&2(各抜粋/完結)
商品コード: 1399-040
商品詳細:音の鮮烈さでは米プレスに負けない。米国のオケを振ったとは思えない、滑らかなオケの音には大満足いただけると思う。そして、押出しの強い音も良い。トスカニーニは、あまりワーグナーを入れなかったようだが、これで聴く限り、大変優れた内容。おそらく、少々テンポが速目と思われるが、まったく違和感はなく、モノラルらしい太く強いオケがドラマチックに展開。間の抜けた所が一切ない。シンプルにして突き抜けたシャープなフォルムが、トスカニーニらしさを物語る。この2枚は連番でオートマチック・カップリングになっている為、2枚揃って初めて意味を成すLPである。米国盤は箱入り2枚組で発売されたので問題はないがフランスではバラ2枚で発売された為、これまで2枚揃ったことは一度も無かった。1枚目の630 251では第1面と第4面となり、2枚目A面は第1面最後と繋がるので2枚揃って初めて意味が出てくるものである。今回当社30年目にして初めて2枚揃ったことでRCAの意図が理解できた。この2枚は1949年12月から1952年7月の間にカーネギー・ホールでRCAによってセッション収録された9曲に、1946年収録の「マイスタージンガー」前奏曲を加えたもので、このLP2枚組が発売された半年前、1954年4月4日の演奏会を最後に、トスカニーニは指揮活動から引退している。奇しくも最後の演目はオール・ワーグナー・プログラムであった。このLP2枚組の選曲は、その最後の演奏会の演目を再現するのではなく、トスカニーニのワーグナー演奏のうち最も代表的なものが選ばれている。録音はこの数倍の量があったと思われるが、その中から厳選したLP2枚分が選曲されたようである。LPにして2枚4面分の曲目の配置が起承転結の面で絶妙な組み合わせとなっているのでやはり1枚だけでは完結しないのである。トスカニーニ自身が選曲に対し関与したことは間違いないだろう。トスカニーニは、11歳の時に聴いた「タンホイザー」序曲に強く魅了された--と語っているように、ワーグナーのオーケストラ曲はそれ以後も最晩年に至るまで頻繁に演奏会で取り上げている。録音はかなり幅があるにも関わらず、どの曲もすこぶる良い音質でモノラル・オーディオファイルLPと呼べる音質に仕上がっている。数あるトスカニーニの中でも特別に優秀なLPで演奏・音質ともに第一級の仕上がり!
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