商品コード:1400-057[COLUMBIA] R.カサドシュ(pf) / フランク:交響変奏曲, ダンディ:フランスの山人の歌による交響曲Op.25
商品コード: 1400-057
商品詳細:フランス的なピアノとオーケストラ作品。フランクの方が1947年英国でのウェルデン/フィルハーモニアo.。ダンディの方は1948年米国でのミュンシュ/ニューヨークpo.。どちらもSP録音で1941年のマキシム・シャピロ/ピエール・モントゥー/サンフランシスコso.の次の古さである。カサドシュは2曲を1958年オーマンディ/フィラデルフィアo.とステレオ再録音している。フランクの方は曲が曲だけに、カサドシュが冒頭から力のあるソロを展開。ピアノが弱いと話にならない曲。モーツァルト等では控え目なカサドシュだが、ここでは強烈な存在感を出す。ダンディはオケが重要な洒落た曲。どちらも古い録音だけに、一音一音に力があり、音圧も高い。フランク:交響変奏曲はピアノと管弦楽のための変奏曲でピアノ付き交響曲とも呼ばれる。作曲者によりピアノ二重奏用に編曲されている。アルフレッド・コルトーの1934年録音が世界初録音である。その後はあまり頻繁に録音されなくなっている。切れ目なく演奏される導入部、4つの変奏、フィナーレで構成される変奏曲である。ピアノと管弦楽が対等に掛け合う形式で、繊細さと力強さが共存する後期ロマン派の傑作とされるが、録音は少ない。ピアノ協奏曲とは異なるも近い種類である。カラヤンとギーゼキングの1951年録音がLPで最初と思われれる。ピアノ・ソロは意外にも導入部から活躍する。想像よりピアノ・ソロにしっかりと照明があたる作品である。メジャーではないが素晴らしい作品。B面のダンディ:「フランスの山人の歌による交響曲」は交響曲としては異例なことに独奏ピアノの存在が目立っているが、交響曲の一種である為か決して支配的であるわけではない。ピアノ付き交響曲といった印象。主要な主題はセヴェンヌ地方に伝わる民謡「アルデシュ地方の羊飼いの歌」が充てられている為「セヴェンヌ交響曲」と呼ばれることもある。ピアノは主題から登場するがオーケストラに寄り添っている為、協奏交響曲に近い効果を持つ。どちらも古い録音だが音質は1950年代録音のモノラル盤と大差ない。交響変奏曲は英国人指揮者ジョージ・ウェルデンによるものだが、意外なほど良い印象で古風さが味わいを深める。ただしフランス的なものは希薄。作品としては楽しく聴かせるエンタメ系のスタイル。ミュンシュ指揮のダンディはやはりというか、ニューヨークpo.とは思えない程、優雅な雰囲気を出してる。やや音は強いが、さすがミュンシュと思わせる。ピアノは2曲とも最大限に効果を発揮している。リアルではっきりとした印象のR.カサドシュ盤と、地味だがフランス的穏やかさが薫るチッコリーニー/クリュイタンス盤という対比ができる。そろそろフランク/ダンディのような作品にも興味を持たれては?
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