商品コード:1403-029[DECCA] E.アンセルメ / フランス管弦楽集/ラヴェル:ボレロ, ラ・ヴァルス, オネゲル:パシフィック231, デュカス:魔法使いの弟子
商品コード: 1403-029
商品詳細:1954年パリで録音されたフランス管弦楽集。ラヴェル:「ボレロ」、「ラ・ヴァルス」、オネゲル:「パシフィック231」、デュカス:「魔法使いの弟子」の4曲。いかにもなフランス作品。アンセルメは曲にオケを合わせたようで、スイス・ロマンドo.ではなくパリ音楽院o.を振っている。1960年代に入ればスイス・ロマンドo.でも堂々たるフランス作品を録音してるが、当時スイス・ロマンドo.ではまだアンセルメが望むフランス作品の音は完全では無かったのだろう。1950年代ではアンセルメは二つのオケを絶妙に使い分けていたようである。フランス語圏スイス生まれの指揮者アンセルメにとってフランス作品は親しみがある分野に違いない。フランス生まれの指揮者と大きく異なる印象はない。ただしアンセルメという指揮者の性質が大きく反映された演奏である。アンセルメは雰囲気や情感で聴かせる指揮者ではない。冷徹な程明晰であり、精緻な造形を組む指揮者である。そこに国籍では無く指揮者の哲学が描かれている。アンセルメの演奏がこのような音を出すのはDECCAというレーベルのポリシーも大きく関係している。アンセルメはDECCAでこそ、その哲学が最良の形で表現される指揮者といえる。レーベルと指揮者との相性が最良のマッチングを見たマリアージュであった。DECCAにあいまいな表現の指揮者はいない。いても録音することはないだろう。それがレーベルのポリシーに反するからである。EMIとはまったく異なる路線を歩んだDECCAというレーベルが帰結した演奏こそがアンセルメの音楽なのである。ボレロはいいとして、「ラ・ヴァルス」や「魔法使いの弟子」がこのように描かれる演奏はDECCAならではといえる。もっと情感に訴えるナイーブな演奏がお好みの方は別のレーベルを選ぶべきなのである。
E.アンセルメの在庫一覧へ









