商品コード:1403-023[DECCA] E.アンセルメ / リムスキー・コルサコフ:交響組曲「シェヘラザード」Op.35
商品コード: 1403-023
商品詳細:アンセルメがスイス・ロマンドではなく、パリ音楽院を振った、1948年SP音源のシェヘラザード。ジャケットのイラストの通り、ステレオには無い、濃密な空気感に支配される。SXLのあのさっぱりした雰囲気はなく、ドロっとさえ感じる、古き良き骨太の演奏。音質は大変クリアーで、歯切れが良いが、オケが大変熱い。火傷しそうな砂漠の熱を感じる演奏。アンセルメもモノラル初期だけ見せた骨太のスタイルだ。低音もずしりと入った'40年代の名演の一つ。エルネスト・アンセルメ(1883-1969)は1929年からDECCAに録音を開始した。この年はデッカ・レーベルが設立された年であり、1929年に、ロンドンの音楽家たちにより特別に結成された「Decca String Orchestra」を振ってSP録音をしている。録音はステレオ時代まで続き、1968年にデッカへの最後の録音(ストラヴィンスキーの『火の鳥』)を残した。DECCAに最も多くの録音を行った指揮者の一人となった。アンセルメの録音がすなわちDECCAの歴史と重なるのである。中でも友人であるストラヴィンスキーの音楽は独占的な録音があり、次にフランス作品がアンセルメの活動の核といえる分野である。当時フランス以外に本格的なフランス作品を振れる指揮者はほとんどいなかった点を考えるとDECCAがどれほど時代の先端を取れたのかがわかる。全てはアンセルメのお陰なのである。 これらは今もってスタンダードとしての価値を失わない名演たちである。「シェヘラザード」にはラヴェルの「シェヘラザード」(序曲と歌曲)とリムスキー・コルサコフの交響組曲「シェヘラザード」がある。これはリムスキー・コルサコフである。アンセルメはどちらも1948年にSP録音している。交響組曲「シェヘラザード」は千夜一夜物語(アラビアンナイト)を基にした作品である。全4楽章からなり、それぞれに標題が付く。また主人公「シェヘラザード」を象徴する独奏ヴァイオリンの主題が全楽章でみられる。アンセルメは1918-1967年の間スイス・ロマンド管弦楽団の首席指揮者であったが、DECCAの都合なのか1940年代には数曲でパリ音楽院o.を振っている。ラヴェルの「シェヘラザード」も同年にパリ音楽院o.と録音しており、何方もLP最初期の録音となっている。古い録音だがDECCAの録音はすこぶる良い。名曲「シェヘラザード」が名演として最初の姿を現した録音となった!アンセルメ以前にストコフスキー/フィラデルフィアo.が1927年/1934年、またモントゥー/サンフランシスコso.の1942年SP録音も存在するが、LP化された近代録音として、これが最古参録音といえるだろう。古いだけでなく近代的名演である!
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