商品コード:1403-022nb[DECCA] S.ダンコ(s) / ラヴェル:シェヘラザード, マラルメの3つの詩, 2つのヘブライの歌
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商品詳細:エルネスト・アンセルメ(1883-1969)は1929年からDECCAに録音を開始した。この年はデッカ・レーベルが設立された年であり、1929年に、ロンドンの音楽家たちにより特別に結成された「Decca String Orchestra」を振ってSP録音をしている。録音はステレオ時代まで続き、1968年にデッカへの最後の録音(ストラヴィンスキーの『火の鳥』)を残した。DECCAに最も多くの録音を行った指揮者の一人となった。アンセルメの録音がすなわちDECCAの歴史と重なるのである。中でも友人であるストラヴィンスキーの音楽は独占的な録音があり、次にフランス作品がアンセルメの活動の核といえる分野である。当時フランス以外に本格的なフランス作品を振れる指揮者はほとんどいなかった点を考えるとDECCAがどれほど時代の先端を取れたのかがわかる。全てはアンセルメのお陰なのである。年配の方にはアンセルメの演奏で初めてフランスのオケ作品に出会った方も多いのではないだろうか? これらは今もってスタンダードとしての価値を失わない名演たちである。ラヴェルの「シェヘラザード」はリムスキー・コルサコフの交響組曲のそれ(1888年作)とは異なり、1898年の演奏会用序曲(オペラ用の序曲として作曲・オペラは未完)と、1904年の管弦楽伴奏歌曲集の2つの作品がある。ここでは全3曲からなる管弦楽伴奏歌曲集。ラヴェルはリムスキー=コルサコフの「シェヘラザード」のオリエンタリズムを嫌い、独自の管弦楽法を織り込んだ管弦楽伴奏歌曲集とした。リムスキー・コルサコフは「千一夜物語」をベースにしているが、ラヴェルは「千一夜物語」を反映した作品ではない。トリスタン・クリングゾルの詩集「シェヘラザード」に曲を付けた作品である。詩集「シェヘラザード」ももちろん東洋を描いた詩集だが、絵画的であり異国情緒あふれるおとぎ話である。ここではソプラノ歌手シュザンヌ・ダンコの妖艶な歌が最大限の効果を出している。もちろんフランス語で歌われる。ダンコ/アンセルメは1948年にパリでSP録音があり、二人にとっては得意とした曲である。1954年の手兵スイス・ロマンドo.とのモノラル録音はこの曲の高水準のスタンダートとての価値は大きい。
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