商品コード:1403-014[DECCA] J.カイルベルト/ ワーグナー:歌劇「さまよえるオランダ人」(全曲)
商品コード: 1403-014
商品詳細:1955年のバイロイト音楽祭でカイルベルトが演奏した演目が歌劇「さまよえるオランダ人」であった。DECCAチームによりモノラル録音され1956年LP3枚にて初リリースされたものが当盤である。1955年のバイロイトでは、カイルベルトは『ニーベルングの指環』を受け持ったほかに、『タンホイザー』をアンドレ・クリュイタンスと交代で指揮、そして『さまよえるオランダ人』をハンス・クナッパーツブッシュと交代で指揮、クナの振った『オランダ人』(ヴィントガッセン登場) 初回も放送録音が残っているらしい。また「ジークフリート」まで演奏していた(LP未発売・CDあり)。キャスティングはヘルマン・ウーデ[1914-1965]のオランダ人役に、先頃終わったアストリッド・ヴァルナイ[1918-2006]のゼンタ役、ルートヴィヒ・ヴェーバー[1899-1974]のダーラント役、ヨーゼフ・トラクセル[1916-1975]の舵取り役など、活気に満ちていたバイロイトの凄さを今に伝える見事な歌唱は素晴らしい。ヴォルフガング・ヴァーグナー演出である。クナッパーツブッシュ版はLPでは未発売。バイロイト音楽祭での次の「さまよえるオランダ人」の上演は1959年のサヴァリッシュまで待たねばならない。2000年代に入り同年録音された「指環」が初めてLP化され大きな話題となった。なぜか「さまよえるオランダ人」だけがすぐにLP発売されたのである。それまでDECCAには「さまよえるオランダ人」が無く、「指環」は当時としてはあまりに規模が大きすぎたから発売出来なかったのだろう。もし1956年に「指環」が発売されていれば、カイルベルトは今とはまったく扱いの異なる指揮者となっていただろう。またショルティが「指環」の録音を行ったのかもわからない。また1955年にはクナッパーツブッシュが「パルジファル」を録音している(LP未発売)。同年カイルベルトはニーベルングの指環」、「ジークフリート」、「さまよえるオランダ人」と信じられないほどの活躍を見せた異常ともいえる年であった。それらを考えると1955年という年はバイロイト音楽祭にとって歴史的な年であった。ワグネリアンだけでなく、この時期のDECCAには黄金期と呼べる音質を誇るだけにお宝級のLPとなることは間違いない!
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