商品コード:1404-062[PHILIPS] F.グルダ(pf) / ベートーヴェン:Pfソナタ32番Op.111, グルダ:冬の瞑想
商品コード: 1404-062
商品詳細:F.グルダの晩年を飾るベートーヴェン最期のソナタと自作自演「冬の瞑想」である(デジタル録音)。一部のファンからは特別な支持を得ているグルダであるが、特に当盤は彼の音楽性が体現された象徴的な1枚である。ベートーヴェンの最期のソナタも音楽的な集大成とも呼ぶべき名演であるが、それと対照的に採り上げられた自作の作品こそ当盤の本来のテーマであろう。針を落とした途端から驚くような展開を見せるが、よく聴けば作品のタイトルにも象徴されるような瞑想的な音楽である。グルダは3回に及ぶベートーヴェンのソナタ全曲録音(LP全曲はAMADEOの1回のみ)を行った。これは1980年代に入り別に行われたデジタル録音の一つである。晩年のデジタル録音は8番 /14番/23番/32番の4曲だけである。このLPは1984年のザルツブルク録音でベートーヴェンの32番と自作自演の「冬の瞑想」という曲が入る。『冬の瞑想』は彼の代表的なピアノ独奏曲の一つ。クラシックの伝統的な書法と、グルダが傾倒したジャズの語法が融合した、瞑想的かつ繊細な響きを持つ作品。独特のタッチとリズム感を持つ現代曲で、ベートーヴェンの「静寂」や「超越」といった境地と共鳴するような構成になっている。もちろんグルダ以外の録音は存在しない。晩年のベートーヴェンに対してはテンポを落とし、一音一音の余韻や沈黙、および静寂を大切にした独自の世界観がさらに進化したスタイルとなり、誰も辿り着けない境地にまで行ってしまった印象。演奏の「内省的な深み」と「即興的な自由さ」が際立っている。この32番は自作曲『冬の瞑想』とセットで構想されたらしい。2曲1セットで聴くように意図された録音らしい。32番の凄みが『冬の瞑想』を合わせることでグルダが目指したスピリチュアルな解釈へといざなわれるらしい。いずれにしてもグルダが最後に到達した凡人にはわからない世界を垣間見れることは間違いのないLPである!
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