商品コード:1404-059[PHILIPS] D.ヴァルシ(pf) / フランク:前奏曲・コラールとフーガ, ラヴェル:ソナチネ, シューマン:幻想小曲集Op.12
商品コード: 1404-059
商品詳細:ディノラ・ヴァルシ(1939 - 2013)はウルグアイ・モンテビデオ出身の女性ピアニスト。モンテビデオの音楽師範学校でサラ・ブルディヨン・デ・サントルソラに師事した。8歳の時、ヴァルシはウルグアイとブラジルでバッハのピアノ協奏曲ヘ短調を演奏し、1949年にはヴィセンテ・アスコーン指揮のOSSODRE(ウルグアイ国立ラジオ交響楽団)と共演し、同じ協奏曲を演奏してデビューした。1959年にブエノスアイレスで開催されたジョージ・ラレヴィッチ国際音楽コンクールで1位を獲得し、続いて1962年にはバルセロナで開催されたマリア・カナルス国際音楽コンクール、1967年にはルツェルンで開催されたクララ・ハスキル国際音楽コンクールで1位を獲得した。1961年ヴァルシは米国デビューした。1960年代初頭にパリに定住し、その後スイスに移り、ハンガリー人ピアニストのゲーザ・アンダに師事した。ハスキル国際ピアノコンクールで優勝後は、ザルツブルク、ベルリン、プラハ、チューリッヒでコンサートを行った。ザルツブルク、ルツェルン、シュレースヴィヒ=ホルシュタイン、ミュンヘンなどの音楽祭にも出演している。彼女はまた、ヴァイオリニストのアルトゥール・グリュミオーと共演し、ヴァイオリンとピアノのための作品を録音した。また多くの一流指揮者、オケと共演している。これはヴァルシのデューLPであり、その後PHILIPSに少なくとも8枚のLPをリリースしている。1980年代にはHarmonia Mundiから3点ほどのLPを出し、CD期にも活動を続けた。2013年に74歳で亡くなった。批評家オーレリー・モローは自身の著書「クラシックのスターたち」の中で、ディノラ・ヴァルシの演奏を「ディノラ・ヴァルシ、ピアノのために生まれた」--「…素晴らしい音楽的直感、そしてブルーノ・ワルターが言ったように、母語のように音楽の言語を話し理解する内なる音楽性…」を紹介している。第3国生まれのピアニストとして国際的舞台で名声を得たが、西側では大きな注目を得るには至らなかった。しかしPHILIPSにこれだけの録音を残した偉業は称えられるべきだろう。1930年代生まれの音楽家としてはかなり遅咲きである。やはりウルグアイ出身というハンデが大きかったと思われる。ヴァルシの演奏はどこか心が落ち着き、癒される所が感じられる。強い打鍵は使わず、モノラル期の古いスタイルのまま1960-70年代を活きた女性ピアニストという印象。日本では無名だが、注目すべきピアニスト。
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