商品コード:1404-045t[RCA] L.デラ・カーザ(s)/ R.シュトラウス:歌曲集(16曲)
商品コード: 1404-045t
商品詳細:リーザ・デラ・カーザ(1912-2012)はスイス・ベルン州生まれのソプラノ歌手。ドイツ語圏出身である。15歳からチューリヒ音楽院のマルガレーテ・ヘーザーの下で声楽を学ぶ。1943年にチューリヒ市立歌劇場でプッチーニの『ラ・ボエーム』でミミを歌って評判となり、1947年にリヒャルト・シュトラウスの『アラベラ』にてズデンカ役でザルツブルク音楽祭に出演し、ウィーン国立歌劇場のメンバーに迎えられた。ドイツ語圏におけるリリックソプラノの代表的な一人であり、人気を集めた美貌はいくつかのオペラ映像に記録を留めている。ただし、1960年のザルツブルク音楽祭での『ばらの騎士』元帥夫人役は大部分が彼女が歌ったにもかかわらず、映画収録の回のみはエリーザベト・シュヴァルツコップに交替させられるという苦汁をなめた。1952年にはバイロイト音楽祭に出演し、『ニュルンベルクのマイスタージンガー』のエヴァ役を歌った。1974年に引退した。多くのオペラ録音に参加した。デラ・カーザはオペラ史上でも稀に見る万能ソプラノであり、リヒャルト・シュトラウスからも賞賛を受けていた。特にリヒャルト・シュトラウス「バラの騎士」において圧倒的な評価を受けていた。この曲の映画化の件で シュヴァルツコップ(1915-2006)/カラヤン陣営によるスキャンダルがあったことは近年知られることになった。この不条理な降板事件は、デラ・カーザの心に、音楽業界に対する大きな不信をもたらした。彼女は1974年、突然、引退を表明した。この事件が関係した点は明らかであった。1960年頃の事件だが、デラ・カーザは同時期RCAに移籍し、以降EMI関連とは距離を取っている。このR.シュトラウス:歌曲集もRCA録音であり、カラヤン陣営とは接触していないと思われる。デラ・カーザは3歳年下のシュヴァルツコップに水をあけられた形でその後の人生を過ごしたが、実力だけ見ればデラ・カーザがトップとなってもおかしくないはずである。1970年来日している。1960年代中期頃からオペラ出演を減らして歌曲などに中心を移してゆく。この録音はその変換期の優れた録音である。デラ・カーザのスムースで高貴な声は今もってリヒャルト・シュトラウスを最高たらしめるソプラノ歌手であったことを確認させてくれるLPとなる。
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