商品コード:1407-048n[QUALITON] D.コヴァーチュ(vn) / バルトーク:Vn協奏曲2番Sz.112, ミーハイ:Vn協奏曲
商品コード: 1407-048n
商品詳細:バルトークの協奏曲は、やはりハンガリー勢の演奏が圧倒的。シゲティの名演があったし、曲を献呈されたZ.セーケイ/メンゲルベルク(PHILIPS)の初演('39年)もある。バルトークと親交の深かったジェルトレルも捨てられない。しかし近年急速に人気を博してきたハンガリー出身のコヴァーチュも見逃せない。同郷でありステレオ録音も良く、何より彼のVnの音色の美しさが魅力。まるで絹糸のように透明でツヤのあるこの音で聴いたら曲も好きになってしまう。ヴァイオリン協奏曲第2番は1938年の作で生前はバルトークの唯一のヴァイオリン協奏曲と思われていたが、死後「ヴァイオリン協奏曲 第1番」(1908年作)が再発見され、第2番と番号付けされるようになった。初演は1939年3月23日、アムステルダムにて、ゾルターン・セーケイ(1903- 2001)のヴァイオリン、ウィレム・メンゲルベルク指揮のアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団により行われた。LPはHUNGAROTONが「バルトーク大全集」シリーズでLPX 11573にて1971年に初めてリリースされた。しかしハンガリーではD.コヴァーチュ(vn)A.コロディ指揮ブダペストpo.協会o.が録音したLPが先に発売された。確かにセーケイに初演録音は魅力的であるが音が良くない。デーネシュ・コヴァーチュ(1930 - 2005)はハンガリー、ヴァーチ生まれのヴァイオリン奏者。5歳の頃からラドシュ・デジェーの下でヴァイオリンを学び、14歳でリスト音楽院でザトゥレツキー・エデの薫陶を受けた。1951年から1961年までハンガリー国立歌劇場のコンサートマスターを務め、1951年東ベルリンで開催された第3回世界青年学生祭典のヴァイオリン・コンクールで第3位を獲得している。1955年にはカール・フレッシュ国際ヴァイオリン・コンクールで優勝している。1957年より亡くなるまで母校のリスト音楽院で教鞭を執り、1967年から母校の事務局長、1971年から1980年まで学長を務めた。コヴァーチュの院長時代にはハンガリーで最も地位の高い音楽機関とみなされていた。1963年からはハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団のソリストを務めた。ハンガリー国家から貸与された1742年製のグァルネリ・デル・ジェズーを使用。2005年の2月に亡くなったようだ。過去にモーツァルトのVnソナタが2枚あり、コヴァーチュの最高傑作の一つと思う。この録音は1960年代前期の録音。全集プロジェクトとしては最初期にあたる。耳障りな音は出さず、古風なヴィヴラートをタイミングよく使う本物の名手だった。「ハンガリーのヴァイオリニストの中でも傑出した人物」と評された。コヴァーチュはセーケイの27歳年下で一世代異なるが、セーケイは室内楽専門の奏者なので性質が異なる。これがハンガリーでの最初の録音!
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