商品コード:1407-019p[HMV] J.ギンペル(pf) / ブラームス:Pf協奏曲1番Op.15
商品コード: 1407-019p
商品詳細:ASD未発売。英国ではコンサート・クラシックス XLP/SXLP 20010(1959年発売)がオリジナル発売である。ドイツ録音の為か英国ではALP/ASD番号は存在しない。録音は1958年ベルリン。オケはベルリンpo.なので、独Electrolaが音源。さすがケンペのオケは、穏やかでありながら、要所を決めている。力みがなく、淀みない。それに比べ、ギンペルは随分と張り切っていて、協奏曲はこんな組み合わせが良い。名演と思うが、知られていない。ヤコブ・ギンペル( 1906 - 1989)は現ウクライナのレンベルク(リヴィウ)生まれのユダヤ系ポーランド人ピアニスト。弟のブロニスワフ・ギンペルは高名なヴァイオリン奏者。ヤコブは父アドルフからピアノの手解きを受けた後、コルネリア・タルノフスカとエドゥアルト・シュトイアーマンにピアノを、音楽理論をアルバン・ベルクに師事、1923年のウィーンにおいて、ピエール・モントゥーの指揮するコンセルトヘボウ管弦楽団との共演により、ラフマニノフの《ピアノ協奏曲 第2番》を演奏してデビューを果たした。室内楽奏者としては、ブロニスワフ・フーベルマンやエリカ・モリーニ、ナタン・ミルシテインや弟ブロニスワフと演奏旅行を行った。1937年にフーベルマンがパレスチナ交響楽団(イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団の前身)を設立できるように支援した。西ドイツ政府とイスラエル政府から受勲した。兄カロル・ギンペルは指揮者。ヤコブ・ギンペルは録音に恵まれたとは言い難い音楽家。1930年代からSP録音があるも数は少ない。1958年発売の10"のショパン:Pf作品3曲が初LPと思われる(His Master's Voice:DLP 1187)。その後EMI系に数枚のLPを残すが、どれも注目されていないのが実情である。R.ケンペとの共演が実力の証明だろう。ソリストとしてはややおとなしいタイプかもしれない。派手なスター型ではない。音を誇張せず無理なルバートを避ける堅実なスタイルのピアニスト。そのためか地味なピアニストとしての評価が固定してしまった。安定したテンポで建築的な演奏をする。主張しすぎない知性タイプが市場では受けが良くなかったようである。その為、弟のブロニスワフ・ギンペル程の名声はないが、多くの弦楽器奏者から理想的パートナーとされた。いかにもなポーランド系タイプの代表格。
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