商品コード:1407-014p[HMV] G.カンテッリ/ チャイコフスキー:的序曲「ロメオとジュリエット」, ワーグナー:交響詩「ジークフリート牧歌」
商品コード: 1407-014p
商品詳細:カンテッリ初期のモノラル録音。改めて聴いて、やはりこの演奏が'50年代初頭とは思えない斬新な演奏である。この演奏にイタリア人カンテッリの美学が詰まっているとさえ言える。後にベートーヴェン7番のステレオ等で人気を博したが、それは音響だけの事ではない。カンテッリならではの陽性の曲の解釈が、聴く者の心を捉えるからに他ならない。トスカニーニ譲りのテンポ感と独自の明るさが、音楽を親しめるものにしている。カンテッリは前途を嘱望されながら1956年11月24日、飛行機事故の為36歳で夭折した天才型の指揮者。トスカニーニが彼の才能を絶賛し自身の後継者と目していたという。ところがトスカニーニより先に亡くなってしまった。その為録音は少ない。この録音では記載はないがデニス・ブレインも団員として演奏している。演奏はトスカニーニと似ているというわけではない。カンテッリの方が緻密であり抑制が効いている、いわば理知的といえる。テンポ感覚に優れ、オケのドライブが細かい上に良くコントロールされている。フィルハーモニアo.がまるでカンテッリの手足のように動いている。これはフィルハーモニアo.を掌握したとされるクレンペラーよリも更に上のレベルではないだろうか?このような正確無比な演奏が1951年に録音されていたことが驚きである。あと10年生きていれば、カラヤン、クレンペラーのその後があったか怪しくなる。不思議とフランス盤の入荷はない。
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