商品コード:1407-005[COLUMBIA] E.オーマンディ/ バッハ編曲集/幻想曲とフーガBWV.542, G線上のアリアBWV.1068, 前奏曲とフーガ BWV.546, 甘き死よ来たれ BWV.478 他
商品コード: 1407-005
商品詳細:米国でバッハのオルガン作品のオーケストラ編曲で名を馳せたのがストコススキーであった。一方オーマンディもまたフィラデルフィアでの演奏会用に多くのバッハ作品のオーケストラ編曲を行っていた。オルガン作品に限らず教会カンタータやシュメッリ歌曲集の歌曲などの多岐にわたるオーケストラ編曲作品を8曲収録したのが当LPである。ストコフスキーとオーマンディという二人のバッハ編曲集が並存しているが、この2人のバッハ観は大きく異なるようである。ストコフスキーの編曲はより自由度が高く音楽の巨人としての権威付けの為「現代オーケストラ」で蘇るべきという信念のもと、巨大交響曲化していった節がある。楽器配置を大胆に変更し、金管を増強して大きな編成とした。一方オーマンディは編曲は使うが大幅な改変はせず、楽譜の構造を崩さないような配慮を行い、精密なアンサンブルと音色で表現する手法を取っている。ストコフスキーが宗教的・神秘的な印象を感じるのに対し、オーマンディは原曲が感じられる小さめの編成で、対位法を明確化したアンサンブルを基本とした、静かな祈りのような印象が感じられる演奏となっている。2人の巨匠のバッハ観の違いが演奏へ与える影響について考察したが、ストコフスキーより名声で劣るオーマンディのバッハ演奏について考える一助となれば幸いである。当時の米国ではバッハのオーケストラ編曲の人気が高かったことが窺える。欧州ではよりオーセンティックなバロック化が先行したこともあり、クルト・レーデルなどが控えめな室内アンサンブルで似たような録音を行ったが盛んという程ではなかった。
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