商品コード:1407-002[WESTMINSTER] J.ブリーム(gt) / シャコンヌBWV.100, 小前奏曲BWV.934, リュート組曲BWV.996~サラバント&ブーレ 他
商品コード: 1407-002
商品詳細:英国出身のクラシック・ギタリストであるジュリアン・ブリーム(1933-2020)が若き日の1950年代にウエストミンスター(Westminster)レーベルに残したバッハの録音。ブリームのデビューLPは1955年発売の10"DECCA:LW 5243(エリザベス朝の歌)でのピーター・ピアーズ(t)のリュート伴走者としての録音が最初となる。その後1955年からWESTMINSTERと契約し、1955-7年にかけてダウランド・Golden Age Singers(WLE 102→ XWN 18711)、Spanish Guitar Music( XWN 18135)、バッハ・プログラム(XWN 18428)、ダウランド・リュート作品集(XWN 18429)の4枚のLPを発売して1960年からRCAでの発売に移った。その後RCAにLP最終期まで籍を置き世界的名声を得た。これはブリームがまだ20代半ばの若い時期のWESTMINSTER録音の一つでギターを使ったバッハ:Gt編曲集として大きな評価を得た1枚。史上初の「ギターによるバッハ:シャコンヌの演奏は1900年代初頭にアンドレス・セゴビアによる演奏である。初録音は1952年米DECCAであり、ブリーム以前に既にギターによる演奏は存在しており、セゴビア編こそがギター版シャコンヌの原点とされていたが、ブリームは敢えてセゴビア編ではなく、自身の編曲で録音した。セゴビア版はロマン派的発想の強い編曲だが原曲からの乖離の大きさが指摘されてきた。ブリームは自身で原典(BWV1004)を研究し、原曲への回帰志向を強めた編曲としている。リュート的・ポリフォニックな発想で演奏されたシャコンヌといえる。セゴビアの録音から感じるロマン的感動は薄いが、客観性の高い原曲を意識させる演奏となっている。アンチ・セゴビアとして初めて世に出た録音だったと思われる。その後にイェペスや多くのギター奏者が続くことになる。顕著な違いは冒頭に現れ、低音を追加して和声を厚くしたセゴビアに対し、原曲ヴァイオリンの単旋律感を尊重して不要な重音を削減しスリム化したブリームという大きな相違が見られる。ブリームがより客観性の高い演奏である。以降このスタイルが主流となる為ブリーム編が近代演奏の原点と見る向きもある。それでも1970年代の演奏から見ればロマン性は高い。全ての曲が編曲であリ、自身による編曲がメインとなった歴史的バッハ:Gt編曲集である。
J.ブリームの在庫一覧へ









