商品コード:1409-040[TONPRESS] W.ブロツキ(vn) / ヴィエニャフスキ:Vn作品集
商品コード: 1409-040
商品詳細:ポーランドは1980年代に入り、緩やかな市場経済化を推進していた状況でレコード市場はもはや国営企業のMUZAだけではなくWIFONなどの新興レーベルも登場し、1980年代に入りポーランド国立出版局傘下の半官半民のレーベルが登場したのがTonpressレーベル。しかし1990年、当時のポーランド政府(民主政権)が多くの国営出版社や出版機関の運営を廃止することを決定した際に活動を停止した。活動期間が短い為クラシックの点数は多くない。これは1986年録音製造の珍しい1枚。ヴィエニャフスキ:Vn作品集でA面がVn協奏曲第1番。B面は管弦楽伴奏のVn作品4つを収録。特にピアノ伴奏のVn作品の録音はあっても、管弦楽伴奏のVn作品は規模の問題もありVn協奏曲以外は滅多に録音されない。このLPは全ての曲が管弦楽伴奏となっている。ヴァイオリンのヴァディム・ブロツキ(1950-)はウクライナ・キエフ(キーウ)生まれのポーランド系ウクライナ人である。父親のアドルフ・ブロツキーは旧ソ連の著名なヴァイオリン奏者で後に米国に移住した。息子ヴァディムは11歳でキエフ・フィルハーモニー管弦楽団のソリストとして演奏した。彼は、1977年のヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクール(ポーランド)、1984年のパガニーニ国際ヴァイオリン・コンクール(イタリア)、1984年のティボール・ヴァルガ国際ヴァイオリン・コンクール(スイス)など、参加した多くの国際ヴァイオリン・コンクールで第1位を獲得し、1974年のチャイコフスキー国際ヴァイオリン・コンクールでは第5位を獲得した。彼は、ニコロ・パガニーニのグァルネリ・デル・ジェスを演奏する数少ないヴァイオリニストの一人である。モスクワ・フィルハーモニー他多くのオケと共演している。華やかな技巧・濃厚な歌心・東欧的情熱を併せ持つヴァイオリニストでスター性を強く感じさせるソリストである。出自からしてサラブレッドであり、レコード会社も将来のスター・ヴァイオリニストとして売り出した。超絶技巧を駆使する強烈なヴィルトゥオジティである。火花が散るようなボウイングを得意とし、華麗な作品を好んで演奏する。大きなルバートでドラマティックなフレージングを展開、濃い歌い回し・感情表現をする新時代の旗手として登場し、2000年代は多くのCD録音も行った。1977年MUZAにLPデビューじ、大作を中心に録音していた。特に玄人筋ではない大衆には大きな人気を得た若手ヴァイオリン奏者であった。近年はローマに在住し、マスタークラスの講師としての活動している。2026年時点で75歳。
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